昨日は今シーズン初めて野球観戦。ナゴヤドームの阪神戦に行ってきました。ナゴヤドームでの観戦は去年の日本シリーズ以来。去年まではナゴヤドームでの阪神戦と言えば「お得意さま」って感じで、まあ９割方勝つだろうから気楽なものでしたが、今年は中日が本当に貧打なのでギリギリの勝負になることが多く、全然お気楽ではありませんでした。

　仕事を終えてドームに着いたら７時。去年までなら３回裏か４回表というところでしょうが、昨日はすでに５回裏でした。ここまで中日のヒット３本、阪神はわずか１本。１回裏の中日の１点を後生大事に守っているところでした。そりゃ展開も早いわけです。中日の投手は連敗ストッパーのお買い得外国人ソト。ミスタービーンかカルロス・ゴーンのようなクドイ顔をしていますが、負け知らずだけあって打ちにくそうなボールを投げています。

　とは言え、中日打線も相変わらず打てません。たまにランナーが出てもそれを返せるバッターがいないという感じのタイムリー欠乏症。ソトも６回７回とピンチは招きますが、ギリギリのところで点を取られません。お互いにゼロが続き、気がつけば９回表阪神の攻撃。８回からソトに代わった浅尾が例によって小気味よい投球を続けていたのですが、１死を取ったところで岩瀬にスイッチ。スタジアム全体が「浅尾のままで良いんじゃないの？」と思ったのも束の間、岩瀬がブラゼルにヒットを打たれます。ヤバイ？しかし次打者マートンはあっさり三塁ゴロでダブルプレー。何とも淡泊なゲームセットとなりました。

　２試合連続の1-0完封リレーで中日は阪神に連勝。７カード連続で負け越しをしていましたが、ようやく勝ち越しました。昨晩の勝因はソトの力投にありましたが、もうひとつ、ドアラがバク転を見事に成功させたこともありました。最近見ていても失敗ばかりでしたから、成功した時のスタジアムの万雷の拍手に、ドラゴンズファンの思いが凝縮されているなと感じました。

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