山本麻友美プロに練習会をしてもらうようになって１年５ヶ月。最初の頃は本当にただ相手をしてもらっている、という感じで、プロもゆっくりと適当に打ってくれていたのですが、最近はこちらがプロのテニスに慣れてきたということと、プロもジュニアのレッスンなどを始めて体がこなれてきたせいもあって、かなり本格的なプロらしいボールを打ち込んでくることが多くなってきました。プロに相手をしてもらった頃からの目標が「プロを本気にさせる」ということだったので、徐々に近づいてきている気がします。

　昨日はこれまでで一番濃密なレッスン会になりました。こちらは僕と僕の３才年下の某社社長Ｍ本さん。相手は山本プロとプロの妹分のインカレチャンピオンＴ村さん。２対２でみっちりテニスをしてもらうという企画です。ほぼ個人レッスンに近いカタチなので、こちら側の金銭的負担も普段よりはずっと大きくなりますが、その分かなり贅沢なレッスン環境であることは間違いありません。相手は今でも全日本に出ればそこそこ勝てると豪語する名古屋在住に限定すれば恐らく女性最強ペアです。将来のあるジュニアではない、ただのテニス愛好家のオヤジな我々が２時間みっちりとテニスしてもらえることなんて普通ならあり得ません。

　基本的には僕たちペアが最強ペアにチャレンジしながら、折りをみて気がついたことをアドバイスしてもらうわけですが、もちろん本気で勝ちにいってもそうそうゲームすら取れる相手ではありません。１セット目は何とか僕のサービスゲームを１つキープしたものの2-6であっさりやられました。２セット目はもう少し頑張って3-6。僕もＭ本さんもサービスキープできたし、ブレイクもしたし、途中ではかなり競り合ったゲームもあって結構手応えがありました。これなら次こそはと意気込んだのですが、３セット目はアッという間に0-5とリードされてしまい、最後にＭ本さんのサービスを辛うじてキープして1-5というところで時間切れで終わってしまいました。

　やはり相手はもともと基礎体力がある上にまだ20代。若さが違いますから、昨日の猛暑の中でも最後まで元気なまま。暑さでみるみる体力が落ちて動きにキレがなくなっていくアラフィフのオヤジではかないません。とは言え、昨日はこれまでになくプロのボールも勢いがあったし、いろいろと展開も変えてきて裏をかいてきていたので、いつにも増してテニスの内容はハイレベルだったと思います。最後は周りで見物している人たちが10人くらいはいましたから、さすがにプロのテニスはみんなの目を引くのでしょう。フォームがキレイなので見ているだけでも勉強になりますから。

　後はこの勉強の成果をもっと大会で発揮できれば良いんですけどね。今月末に毎年恒例のハイレベルな大会があるので、そこである程度結果が出れば嬉しいのですが。

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