我が家にはデジタルテレビ２台とアナログテレビが２台（１台はお風呂テレビですが）あります。先月のアナログ停波の前に、アナログテレビを買い替えるか、もしくはデジタルチューナーを取り付けるかと迷っていました。アナログテレビにデカデカと「あと○日」とテロップが入っていた頃には本当に腹立たしい思いでした。

　しかし、マンション全体がケーブルテレビと契約しているので、アナログ停波以降もしばらくは「デジアナ変換」してアナログテレビが見られると聞いて、じゃあまだ壊れていないテレビを買い替えることはないかと思い直しました。アナログ停波の瞬間もアナログテレビで確かめましたが、そのまま「デジアナ変換」のテロップが入って切り替わっただけでちゃんとテレビを見られています。

　と言うか、デジアナ変換になってからは画質も上がったようで綺麗に映っていますし、もちろんあのうざったい「あと○日」も消えてなくなり、アナログ停波以降の方がアナログテレビの受信状態は良くなりました。駆け込みで慌てて買い替えなくて本当に良かったです。駆け込み需要を当て込んで結構テレビの価格は高かったそうですからね。

　ところで「しばらく」はデジアナ変換してくれるというケーブルテレビは、いつまでこの状態をキープしてくれるのかと気になったので調べてみたところ、なんと2015年3月末まで大丈夫だそう（ケーブルテレビ局によって違うみたいです）。なんとまだ4年近くアナログテレビが使えるのです。すでに7〜8年使ってきたテレビですから、あと4年も保たせられるならさすがに十分。ケーブルテレビで本当に良かったです。

　それにしてもこんな良いことをほとんど広報しないで、「デジタルへの切り替え」ばかりを強調していたのはちょっと犯罪的な行為だったんじゃないかと思います。儲かったのは家電量販店と家電メーカーばかりでしょ。

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