幹事クリタのコーカイ日誌2011

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7月27日 ● なでしこも球宴も名古屋場所も大入り。

 ノルウェーのテロと中国の鉄道事故のせいでちょっと遅れましたが、先日の日曜日はスポーツの話題もホットでした。まず女子サッカーW杯後に再開された「プレナスなでしこリーグ」で、澤穂希ら代表選手を多数を擁するINAC神戸の試合に、史上最多の約1万8000人が集まりました。女子サッカーでこれだけの動員というのはこれまでからしたら考えられないことです。それだけW杯優勝のインパクトが大きかったということですが、もちろん誰もがわかっているように問題はこれから。せっかくのこの人気を一時のブームで終わらせてしまうのか、女子サッカー人気の定着と底上げを図ることができるのか。見に行ったファンに「なんだ、つまんないな」と思われてしまったらそれまでです。

 Jリーグもそうですが、ブームの定着というのはなかなか難しいものです。特にサッカーの場合は有力な選手がどんどん海外へ流出していってしまいますし、またそうしないと代表が強くならないだけにジレンマも大きいことでしょう。もちろん愚直に試合内容の向上を図ることも大事ですが、今のうちにマスコミを利用して知名度アップとイメージアップを続けることです。何よりもまず選手の顔と名前を売らなければプロリーグとして成り立ちません。選手たちは大変でしょうが、マスコミ対応をしっかりした方が良いと思います。

 プロ野球もオールスター戦を行っていました。日曜日は宮城のKスタがほぼ満員になりました。地元楽天の田中や、東北高校出身のダルビッシュら東北ゆかりの選手が出場。被災地はまだまだ大変ですが、少しでも復興の役に立つなら、特別に組み込まれたこの第3戦のせいで更に過密日程になりましたが選手も本望でしょう。斎藤も最後の1枠で出場となりましたが、少々打たれても無失点でまとめるところが「もってる」所以でしょうか。大したものです。

 大相撲名古屋場所は日曜日の千秋楽だけ辛うじて満員御礼となりました。相撲人気は長年にわたる不祥事続きですっかりガタ落ちですが、土俵の方はようやく新しい風が吹き始めてこれからが楽しみです。優勝した日馬富士の来場所の綱取りという話題もありますが、それ以上に面白いのは関脇陣の大関昇進争い。揃って2桁勝った琴奨菊、稀勢の里、鶴竜の誰が先に大関に上がることができるか。いずれも力量的には遜色ありません。関脇が強い場所は面白いというのが昔からの定説です。秋場所は見逃せません。




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