相変わらずテニスばっかりやっています。先週水曜から木、日、月、水とやって、これからさらに木、土、日とテニスの予定が入っています。大型連休でもないのに、12日間のうち8日テニス。しかもこの猛暑と台風の合間を縫ってですから、社会人として本業を忘れてテニスばっかりしているんじゃないかと文句のひとつも言われそうですが、自分としては仕事は仕事でちゃんとやった上で趣味のテニスに没頭しているのだから文句を言われる筋合いじゃないと思っています。

　ただこういう父親の態度はどうも子どもたちにも影響を及ぼしているようで、就活中の大学４年の息子と、受験中の高校３年の娘も、父親に負けず劣らず趣味にのめりこんでいます。息子は夏になっても内定がもらえていません。普通なら青い顔をしてリクルートスーツに身を包み毎日駆け回っているはずなのですが、全然そんな素振りもなく優雅に相変わらず合唱三昧です。先日も７時間だか８時間だか歌い続けるとかで、一体就活はどうなったのか、こちらが心配になりますが、本人はいたって呑気に毎日深夜早朝まで遊び歩いています。この図太さがあれば社会人になってもストレスも大して感じずに生きていけそうですが、それを理解してくれる会社がなかなか現れません。

　娘は娘で「ゆず」です。現在ゆずはアリーナツアー中なのですが、娘は名古屋２回、静岡１回、横浜２回の合計５回も行くことになっています。受験生が勝負の夏にコンサートばかり行っているなんて、「受験地獄」とか「四当五落」とか言われた30年前の我々の時代には考えられないことでしたが、さすが「ゆとり世代」です。これだけ遊んでいても模試では息子の大学ならＡ判定だというのですから、いかに周りも勉強していない「おバカ」揃いかがわかろうというものです。

　テニス三昧の父に合唱三昧の息子とゆず三昧の娘。似た者親子と他人から見れば言われるでしょうが、父は先に書いたようにちゃんと仕事もしている、はず、です。しかし、息子と娘は春までに結果が出せるのか、少々心配ではあります。奴らがダメな時はこちらにも影響が（主に経済的な）あるのですから、ちゃんとやって欲しいなぁ。

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