幹事クリタのコーカイ日誌2011

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7月11日 ● 練習は嘘つかない。

 昨日の夜にテニススクールの小さなイベントがあって参加してきました。スクールがお客様サービスのひとつとして考案したことで、抽選で当たったスクール生を男女各4人招待して、酒食を提供した上でテニスも存分に楽しんでもらう(もちろん無料で)という企画です。たまたま僕も当たったので「どんな感じかな」と思って行ってきました。

 スクールのロビーのテーブルでお寿司とピザとオードブルの盛り合わせ、サラダ、お菓子。それにビールやソフトドリンクをコーチたちが用意してくれていました。招待されていた8人のスクール生のうち、僕ともう1人の女性参加者以外はスクール生同士も随分親しいようです。僕も大半のメンバーは顔くらいは知っていましたが、名前まで知っているほどではありません。

 コーチたちは食事や酒を勧めてきますが、そもそもほとんどの人が車で行っているので飲めません。それよりもせっかく集まったんだからテニスをしたいという感じで、寿司をさっさと平らげてみんなコートに出ていきます。そんなテニスバカばかりの集まりは、それはそれで微笑ましいものがあります。

 残念ながらスクール生はまだ皆さんそれほどの腕前でもないので、僕としては彼らとテニスするのはあまり気が乗りません。せっかくコーチが6人も参加しているのだから、できたらコーチとテニスしたいとお願いしました。とりあえず最初は腹ごなしにミックスで、ということで、僕と女性のKコーチが組んで、男性のOコーチが女性のスクール生と組んでゲーム。次にOコーチとスクール生3人で男ダブ。ここまではあくまでもアップ代わりです。

 最後に僕が自ら指名してヘッドコーチのKコーチ、僕のクラスの担当をしているSコーチ、そしてまだ大学生のTコーチ(お父さんが僕と同い年)の3人と本気のダブルスをお願いしました。ペアは僕とSコーチ、KヘッドコーチとTコーチ。これも良い組み合わせです。

 Kヘッドコーチはテニスは上手いですが、なにせアラフォーですから体力がありません。Tコーチは大学生なのでボールは速いけど粘りがありません。Sコーチはまだ20代半ばで若いしテクニックもある上に、僕のテニスも日頃から知っているのでペアとしても組みやすい。そこはこちらが有利な点です。

 試合はクロスゲームになりました。4-3、5-3、5-4、5-5、6-5と進みます。ひょっとしたらこのままタイブレークになるかもと思った12ゲーム目にTコーチが若さを露呈してミスを連発。7-5で何とか僕たちが勝つことができました。僕はKヘッドコーチ相手にショートクロスのパスをノータッチで決めたエースがあって、その1本があったので大満足です。まあ見ようによってはコーチたちが上手に僕が競り勝てるように相手をしてくれたとも見えなくもありませんが、まあ日頃から彼らのテニスを知っているので、完全に試合モードではないにしろ、それほど手を抜いてはいないと思います。

 コーチ3人と一緒にガシガシと速いテンポのテニスをして勝てた、というのは、僕にとっては大きな手応えです。スクールに入ったきっかけはオーバーパワーしてくるような若者を攻略するために、速いボールを打てるコーチとテニスをしてそのスピードに慣れることだったので、ある程度はスクールに入った目的を達成できてきている証明だからです。それにスクールだけではなく、この1年余り山本麻友美プロに練習相手をしてもらっている成果も出てきているんだろうと思います。「練習は嘘つかない」という言葉通りです。

 今月と来月には毎年出ている大会に出ます。そこにはコーチクラスの上級者がたくさん参加するので、どこまで対抗できるか今から腕試しが楽しみです。




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