幹事クリタのコーカイ日誌2011

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7月7日 ● 掘り出し物のカメラを購入。

 先日ナゴヤドームでヤマダ電器の震災復興セールというイベントがあり、家電好きな娘と一緒に行ってきました。掘り出し物が山のように並んでいたのですが、あまりにたくさん商品があると、それは掘り出し物なのか、それとも単なる売れ残りなのかわからなくなります。安くても有難味がないのです。

 そんな中で、デジカメが1箱だけポツンと置いてありました。冨士フィルムの「FinePix HS10」です。僕は昨年6月ソニーの「サイバーショット DSC-HX5V」を買いました。昨年春モデルのデジカメとしてはダントツに評価が高い人気機種です。その時にちょっとだけ比較検討した機種がFinePix HS10でした。

 この2機種は全然コンセプトが違います。もちろん見た目も大きさも大違い。普通のコンパクトデジカメのソニーに対し、冨士の場合は「ネオ一眼」という新しいタイプ。大きくて重くて、その代わりに30倍の高倍率ズームレンズを搭載しています。デジタル一眼を使っている上級者のサブカメラとして、もしくは一眼に移行したい初級者の入門用としてというのがコンセプトのカメラです。

 僕の場合はテニスのプレイを撮影することが主たる用途なので、24mmの広角から720mmの望遠までを1台でこなせるFinePix HS10は実に魅力的でした。ただその大きさと重さに二の足を踏んでしまい、10倍ズームがつきながらコンパクトなDSC-HX5Vに決めました。価格はほぼ近かったのですが、ちょっとソニーの方が安かったですし。

 で、その諦めたFinePix HS10が、ナゴヤドームのワゴンの中に1台だけ残っていたのです。他のデジカメはたくさんあるのに、なぜかこれは1台だけです。僕は慌てて確保してから値札を確かめました。19800円。安い!価格ドットコムで最安値が25000円オーバーです。いくら発売から1年経って後継機種が出たとは言え、2万円を切っているなんて驚きです。見た目にはデジタル一眼ですから10万円だと言っても疑われなさそうなのにイチキュッパ。1年前は4万円台だったのがイチキュッパです。買って損はないでしょう。

 ちょっと使ってみましたが、やはり大きいです。それだけに構えた時にカメラで撮っている実感は半端ありません。安定感はさすが。30倍ズームも便利。他はあまりソニーと比べても大した違いは感じられませんが、筐体が大きいのでカメラにボタンがたくさんついていて、機能の切り替えは速いし楽です。これからテニスコートに持っていって、いろいろ試してみたいと思っています。




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