幹事クリタのコーカイ日誌2011

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5月22日 ● 全仏オープンのドロー発表。

 いよいよテニスファン待望の全仏オープンが始まります。全豪から長いインターバルを置いてようやく全仏。続けてウィンブルドン、ちょっとあって全米と、夏はテニスファンには楽しい季節です。

 楽しみは男子シングルス。今季絶好調で37戦無敗の男ジョコビッチが、いよいよナンバー1の座を狙います。この全仏で決勝に進めばナダルを抜いてナンバー1。鍵を握るのは準決勝で当たる今やナンバー3になってしまったフェデラー戦。いまのジョコビッチならフェデラーはもちろんナダルさえも優位に試合を進めそうですが、グランドスラムには魔物が住んでいます。特にレッドクレーはこれまで多くの「絶対的王者」を沈めてきました。どんな番狂わせが起きるかはわかりません。

 とは言え、順当にいけばジョコビッチとナダルの決勝になると思いますが、日本の錦織にも上位進出の期待をしたいところです。直前にアクシデントがあって万全とは言えない体調のようですが、初戦は台湾のルー。これは勝てない相手ではありません。3回戦まで進めば第7シードのフェレール、4回戦でモンフィス、準々決勝でフェデラーです。錦織vsフェデラー戦を見たいところ。もっともそのフェデラーも1回戦がフェリシアーノ・ロペス、2回戦ティプサレビッチと厳しい相手が続くので、いまのフェデラーでは準々決勝まで進んでこられるか若干の不安は残ります。

 女子は最近ますます混戦模様。エナンの引退でクレーの女王がいません。第1シードのウォズニアッキはランキングこそ1位ですが、グランドスラムで優勝するイメージがありません。優勝候補は第2シードのクライシュテルスということになるんでしょうが、ズボナレワ、ストーサー、スキアポーネ、シャラポワ、リー・ナなど、まあ誰が勝っても不思議ではないかと。クルム伊達公子は相変わらずグランドスラムでのドロー運が強烈に悪く、今回も1回戦でウォズニアッキと当たります。女子の期待は伊達に代わって日本ナンバー1になった森田あゆみでしょう。1回戦もフランスの若手ムラデノビッチと、伊達と比べるまでもない楽な相手。ぜひ上位進出を期待したいところです。




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