幹事クリタのコーカイ日誌2011

[ 前日翌日最新今月 ]


 
5月15日 ● 大相撲はガチンコでも意外に同じ結果。

 「技量審査場所」として行われている大相撲夏場所。テレビ中継もないので星取表を眺めているだけですが、7日目が終わった時点では、思ったほどいつもの場所と変わったところはないようです。八百長撲滅を誓った今場所は全てガチンコで行われていると想定していたので、もしかしたら大きな変化があるかなと思って注目していたのですが。

 横綱白鵬は相変わらずの強さで7連勝。まあこれは想定した通り。目立つのは琴欧州の2勝5敗という惨状。ガチンコではもう勝てないくらいに体調が悪いのか?それに比べて他の大関陣はいつもの調子。把瑠都は6勝1敗と好調ですが、それ以上に魁皇の5勝2敗が「意外にやるじゃん」という印象。まだ強さを保っていたのか、先場所がなかったお陰で調整がうまくいったのか、それとも携帯電話で打ち合わせしなくても魁皇の場合は阿吽の呼吸で通じるものがあるのか?

 対してガチンコなら大関陣よりも強いと噂のあった大関昇進をかける稀勢の里がここまで3勝4敗と不調。白鵬に2場所連続で土をつける強さを誇っているのに、相変わらず関脇以下にコロコロ負ける癖は直っていないようです。いつになったら大関に上がれることやら。魁皇が引退したら日本人の大関もいなくなってしまうのですから、早く昇進してもらいたいのですが。

 幕内下位では魁聖の7連勝が目立ちます。幕内中位の力士が大量にいなくなったお陰で、新しい力士が台頭してきます。混乱の夏場所ではありますが、今後の大相撲を支える芽が育つきっかけになる場所かも知れません。長年の大相撲ファンとしては静かに、しかししっかりと応援を続けていきたいと思います。




twitterでもつぶやいています@kanjikurita

gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」