「とんねるずのみなさんのおかげでした」の番組内で、かつての人気番組「ハンマープライス」が「ハンマーオークション」の名で復活しました。「ハンマープライス」は阪神淡路大震災の復興支援資金のためのチャリティとされていたので、今回も東日本大震災の復興支援と銘打っての復活。芸能人やスポーツ選手がいろいろなものをオークションにチャリティで提供していました。

　印象的だったのはAKB48が「会いたかった」を本人のために歌ってくれる権。AKB48の選抜メンバーが揃って落札者の名前を呼んで歌ってくれるし、一緒に記念撮影もしてくれるわけで、ファンならもちろん落札したい夢のような権利。実際に落札したのは25才の大学院生。見るからにAKB48のファンという若者で、本当に嬉しそうでした。ただ落札金額は151万円。恐らく親のすねをかじっている彼が、どうその大金を工面したのか気になるところです。

　うちの高3の娘は「AKBじゃ興味ないけど、これがゆずなら絶対に欲しい！気持ちはわかる」と頷いていました。もしゆずの２人が目の前で「夏色」を歌ってくれるなら、ありったけのお金を積みたいそうです。「ついでに２人のギターにサイン入れてプレゼントしてくれるかもよ」と言ったら、興奮のあまり倒れそうになっていました。仮定の話に妄想を加えて興奮しているんだからアホです。まあ北川悠仁のギター「ドキ宗」の名付け親ですから、ギターに興奮する気持ちはわからないでもありませんが。

　僕だったらどうかなと考えると、やはり芸能人なら山口百恵関連しかありません。百恵ちゃんのお宅で百恵ちゃんの手作り料理を食べながら会食する権利、とか言われたら150万円出します。いや、三浦友和も一緒にいるんじゃやっぱりダメだ。２人きりで食事なら300万円でも頑張るかも。そうそう、フェデラー、ナダル、錦織圭の３人と一緒にダブルスができる権、だったら300万円払います。百恵ちゃんかフェデラーだな、やっぱり。などと妄想をしていると、娘と大差ないアホっぷりです。

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