幹事クリタのコーカイ日誌2011

[ 前日翌日最新今月 ]


 
5月13日 ● 大雨の高速でワイパー停止。

 前に乗っていたジャガーは本当によく故障するクルマだったのですが、今のBMWに買い替えて以来、調子はグンと良くなりました。日本車並みと言っても良いくらい好調なのですが、唯一問題を抱えているのがワイパー。時々動かなくなるのです。それも順調に動いていたのに、いきなりフロントガラスの中央でパタッと止まってしまいます。

 仕方なくエンジンをいったん切ってから再始動させると、ワイパーもまた何事もなかったかのように動き出したりしますが、やれやれと思って10分くらい走っていると、またいきなりおかしな動きをしたり(間欠状態なのに普通に動いたり)した挙げ句に、またど真ん中でパッタリ停止。邪魔で仕方ありません。

 しかもこの調子の悪さがいつも起こるわけではなく、時々起こってまた直ってしまうので、点検に持っていっても「問題ありません」と言われてしまうのです。なにせ再現性がないので、普通に動いているワイパーを修理しようがないというのもわかりますが、こちらとしてはいつまた起こるかわからないので困ります。

 で、その「いつ」がこの大雨の最中、しかも東名高速を100km/hで突っ走っている時に起きました。フロントに雨が叩き付けられているだけではなく、前や横に大型トラックがいて激しい水しぶきをあげているのに、ワイパーが動かないのです。視界は極端に悪くなり危険なことこの上ありません。かと言って、下手に大雨の中で路肩に止めたりしたら、それこそ追突されかねないし、止まったところで直せるわけもないので、懸命に目をこらしながらずっと前のクルマの後をついていきます。ようやくサービスエリアに入って、エンジンを切って再スタートさせると、また普通にワイパーは動き始めました。良かったと思って走り出したらまた10分くらいでワイパーストップ。また必死のドライブです。

 こんなことを繰り返しながら何とか家に帰り着いたのですが、時々普通に問題なく動くからかえって困ります。「今度は大丈夫かも」と思って走っていると、突然ダメになったりするので予想がつきません。そのダメになるまでの時間も1分の時もあれば30分以上の時もあり、まるで法則性がないのです。ダメな時もいきなり止まる場合と、間欠状態なのに忙しく動いたり、どこかでクルマを止めると間欠状態に戻ったりというデタラメぶり。

 雨の中、ワイパーなしの運転は危険だということは想像がつきますが、それでも状況によって運転のしやすさが変わることはわかりました。まず高速では時速90km/hを超えると雨粒がフロントガラスを上に向かって流れ始めるので意外と見やすいです。逆に60km/hくらいだとガラスの上に雨がとどまるので、とても見づらい。また昼間は雨粒が光を反射するので見づらいですが、暗い夜は反射がないので意外と運転しやすい。ただし時々対向車のライトがまともに当たるといきなりキラキラと反射しまくるので危険。高速道路は前のクルマだけ見て追いかけて走っていれば良いから意外に楽。一般道は信号やら標識やら歩行者やら自転車やらと、見なければならない情報が多すぎて疲れる、などなど。

 とにかくいくら再現性がなくてもこれ以上はもう危なくて雨中には運転できないので、何とか直してもらうつもりです。直らないなら買い替えも辞さずの勢いです。




twitterでもつぶやいています@kanjikurita

gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」