幹事クリタのコーカイ日誌2011

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5月2日 ● 安藤美姫や石川遼や石津幸恵の週末。

 世界フィギュアで小塚崇彦が銀メダル、安藤美姫が金メダルを獲得しました。相変わらず中京大系列が強くて地元民としては嬉しい限りです。特に安藤はキムヨナとの一騎打ちを僅差で制したのは見事でした。SPでは安藤の方が上かと見えたのにキムヨナに上回られて、これではフリーで勝ち目はないんじゃないかと思いました。しかし安藤の安定感は今季抜群。トリノ五輪で負けた頃のメンタルの弱さはすっかり克服された感じで、経験を積んでここまで成長したことを素直に称賛したいと思います。

 浅田真央は今季は不調でしたから6位というのも仕方ない結果なのでしょう。照準はソチ五輪に合わせているようですから、ファンも慌てる必要はありません。キムヨナの今後の動向が不確定なところもありますが、今回を見ていても彼女はバンクーバー五輪で燃え尽きたのかもと感じました。浅田がソチで真ん中の表彰台に立つ確率はかなり高いと思います。村上も含めた名古屋娘たちが表彰台を独占する夢をしばらくは見続けられそうです。

 名古屋つながりで、この週末に名古屋GC和合コースで行われた中日クラウンズ。去年は石川遼が58という驚異的なコースレコードを出しましたが、今年は3アンダー12位で終わりました。随所に石川らしい素晴らしいショットはあったものの、雨の影響もあったのかどこか噛み合わずスコアが伸びないなという印象。和合の新しい顔になるかと期待したのですが残念でした。まあまだ若いですから、これから連覇をする可能性は十分あります。

 さらに名古屋つながりで、ナゴヤドームに戻ってきた中日が好調広島を僅差で連破して勝率を5割に戻しました。先日書いたように少しずつ打線がつながりだしたのは良い傾向ですが、これも先日書いたように岩瀬の不安定さは今後の大きな不安材料です。そろそろ浅尾を最後に回した方が良いんじゃないかと思いますけど、落合監督はどう考えているのでしょう。

 おまけの名古屋つながりで、岐阜で行われていた女子テニスのカンガルーカップで石津幸恵が優勝しました。石津のテニスを僕は昨年東山公園テニスセンターで行われたジャパンジュニアに優勝した時に初めて見ました。ジュニアとは思えない豪快なフォアハンドが印象的でしたが、その3週間後には三重で1万ドル大会に優勝、3ヶ月後にはウィンブルドンジュニアで準優勝。そして1年を経て今回5万ドル大会で優勝です。しかも今大会で撃破した相手が波形純理や瀬間友里加といった日本のトップクラスの選手たち。これで森田あゆみ、クルム伊達公子に続く日本女子3番手に名乗りを挙げた格好となりました。

 石津の豪快なテニスはこれまでの日本女子のテニスを超えた力強さと爽快さがあります。このままトントン拍子にランキングを上げていって、近いうちにグランドスラムで活躍する石津を見てみたいと思います。




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