幹事クリタのコーカイ日誌2011

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4月15日 ● 30才は人生で一番忙しかった時期だった。

 昨晩はアラサー女子2人と食事をしました。この会は定期的な会合なのですが、前回は1年以上前。「次は桜の咲く頃にやりましょう」と言って、実際に桜が咲く頃に開かれたことは確かなのですが、1年後の桜だったというのが何とも「ゆるい」感じで悪くありません。

 1年以上経てば五十路のオヤジはともかく、忙しいアラサー女子はいろいろ身の上も変わります。前回は無職だったのに正社員として働いていたり、結婚することが決まったり。2人ともまだまだ人生これからどう転がっていくのかわからないお年頃で、後はゆっくりと死んでいくのを待つばかり(?)のオヤジと違って、不安もあるでしょうが、何とも先行き楽しみで羨ましい限りです。

 自分が30才前後の頃って何をしていたんだっけ?と考えてみたら、息子が生まれて間もない頃でした。バブル真っ盛りで毎日仕事もバタバタと忙しく働いていて、飲み会もやたらと多くて、それなのに家に帰って息子を風呂に入れなくてはならなくて、本当に何だか慌ただしかった記憶しかありません。

 インターネットはまだありませんでしたが、パソコン通信にはまっていて、オフ会にも出ていました。テニスはもちろんやっていましたが、今と違って月に2〜3回プレーする程度。まさか50才になってから週に3回以上テニスしているとは想像もしていませんでした。当時もっとも時間を費やしていたのはファミコンで、ドラクエやFFの新作が出るたびに夜が明けるまで旅をしていたのを思い出します。次々と新しいゲームをやりこんでいて睡眠時間がどんどん短くなったのはあの頃からでした。仕事も家庭も遊びもフルスロットルで「寝ている時間がもったいない」と思って毎日生きていたものです。

 この「コーカイ日誌」を書き始めて15年。35才以降のことなら「コーカイ日誌」を読み返すことで簡単に思い出すことも多いですが、30才前後のことは記憶に頼る以外は、ノートに書いていたメモ代わり程度の日記か、パソコン通信の古いログを掘り返してくるかしか手がかりはありません。あの頃にブログがあったらと思いますが、人生が一番忙しかった頃なので、きっとブログを毎日書くなんて暇はなかったような気もします。昨晩会ったアラサー女子たちも、いつになるかわからない次の会合ではまた違った人生の局面を迎えているかも知れないなと思いました。




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