幹事クリタのコーカイ日誌2011

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4月9日 ● プロ野球順位予想。

 間もなくプロ野球も開幕するので毎年恒例の順位予想をしてみようかなと思います。ただ、どうも今年は開幕日が揉めてハナからケチがついた感じなので、あまり熱心に予想する気分ではありませんが、「自粛」は自粛したいということで、ちょっと無理して考えてみます。

 まず相変わらず混戦模様のパ・リーグ。昨年の日本シリーズ覇者で「下克上」達成の千葉ロッテは主力が抜けて明らかに戦力ダウン。強いのはソフトバンクと西武というのが衆目の一致するところでしょう。これに日本ハムが加わって優勝争いを展開することになると思います。注目のルーキー斎藤がどこまで1軍で頑張れるかが、日本ハムの士気に影響を与えそうです。

 面白い存在は星野監督を招聘し、さらにメジャー帰りを2人も補強した楽天。戦力的には充分に上位球団に対抗できる存在だと思いますが、震災の影響で仙台で試合ができないところがどう響くか。オリックスは残念ながら今年も下位に沈みそうです。僕の予想は1位ソフトバンク、2位西武、3位日本ハム、4位楽天、5位千葉ロッテ、6位オリックスですが、故障者の多少というようなちょっとしたアクシデントで順位が大きく変わる可能性が十分あるほど、僅差だと思います。

 パ・リーグに比べると相変わらずわかりやすいのがセ・リーグ。昨年はリーグ優勝を果たした中日は、主力選手の高齢化が進み過ぎていて今年はあまり期待できません。衰えが目立つ岩瀬を筆頭に、山本昌、谷繁、井端、和田らベテラン勢が昨年以上ということはないでしょう。開幕に吉見とチェンの2枚看板が故障で間に合わないらしいので、ここらで若手が出てこないと落合監督の首も風前の灯火です。

 本命は巨人だと思います。なんだかんだ言ってもやはり戦力はリーグ随一。問題は体調管理だけでしょう。対抗の阪神は良い補強をしました。投打ともに充実しています。後は金本に代わるチームリーダーが出てくることだけです。ヤクルトも悪くありません。巨人、阪神とは少し差がありますが、中日にとって代わってAクラス入りも十分あり得ます。  広島と横浜は選挙でいうところの「独自の戦い」になりそうで不安です。広島は若手選手を育てる手腕には定評がありますが、育ったところを人気球団に引き抜かれてしまうので、いつまでたってもかつての黄金時代を甦らせることが叶いません。名古屋の中日ファンとしては、同じ地方球団だけに広島は心情的に応援しているんですけどね。

 セ・リーグの順位予想は1位巨人、2位阪神、3位中日、4位ヤクルト、5位広島、6位横浜です。もっとも毎年こうして順位予想していますが、なかなかドンピシャには当たりません。だからあまり気にされず、下位と位置づけられたチームのファンの皆さまは「ぬるい」気持ちでスルーしてくださって結構です。

 


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