幹事クリタのコーカイ日誌2011

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3月24日 ● 放射能が怖ければ逃げてくれば良い。

 これほどの大震災となると、さまざまな方面に影響が及ぶので毎日報道も大変そうだし、ニュースを追いかけるこちらも大変。特に今回は全国区のマスコミがある東京を巻き込んでいるので、報道も過熱している感があります。東京に関係ない災害の時は比較的冷静というか、他人事な感じがするのですが、今回は停電とか放射能とかで東京もてんやわんやしているので、マスコミの当事者意識が強いんだなぁと名古屋から見ていて思います。

 特に放射能に関しては、この「距離感」によって本当に大きな受け取り方の差があって、何だかんだ言ってもほとんど影響していないところから見ていると、「そんなの大したことないじゃん」と平気で言えます。しかし、福島に近ければ近いほど、「ヤバイんじゃないか」と不安になってくることでしょう。野菜も牛乳も水も、となってくると、もう「何を買ったら大丈夫なの?」とパニックになってしまいそうな主婦だっているかも知れません。

 政府や東電や学者は「この程度の放射能では何ら人体に影響はない」と繰り返しています。しかし、そういう「お上」の言う大本営発表なんて信じられないと思う人が一定数いて、そういう人たちがいろいろなところで不安をまき散らし増幅させているようです。

 ええ、冷静に東京の放射能騒動を眺めているこちらの人間からすると、本当に「大丈夫でしょ、それくらい」です。放射能が少しでも出れば大騒ぎしているけど、病院でCTやる方がはるかに「被爆」しているわけだし、飛行機に乗るだけでも随分と放射能を受けているそうです。発ガン率という観点で言えば、今回のレベルの放射能よりもタバコの方がずっと発ガン率が高いとか。

 とは言え、やはり東京以北に住んでいると怖くなってきてしまう人はたくさんいると思います。そういう人たちにとっては、これは理屈ではなく感情の問題なのですから。いくら勉強をした人が「大丈夫ですよ」と理詰めで説得しても聞いてくれそうにありません。

 僕は不安な人はどんどん西日本に逃げてくれば良いと思います。東京は一極集中し過ぎです。だから電気も足りないし、コンビニやスーパーの棚もたやすく空になってしまいます。みんなが名古屋や大阪や広島や福岡に逃げてくれば、関東地方の節電対策にもなるし、西日本の経済活性化にもつながります。良いことばかりじゃないかと思うので、逃げられる人はどんどん名古屋に来てください。今なら市民税も安いですよ。




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