幹事クリタのコーカイ日誌2011

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2月22日 ● 次の課題曲はダイアナ・ロス。

 連日サックスの話題で恐縮です。読者の多くの方は興味がないかも知れませんが、自分の中ではいま最も熱い話題なのでご勘弁ください。

 さて、ライブハウスでの発表会が終わると、次は夏にホールでの発表会。去年は『ムーン・リバー』を吹いて見事に砕け散りましたから、今年はそのリベンジをしなければなりません。問題は何を吹くか。実は『パートタイム・ラバー』の練習をしている時から先生とは「次は何にしましょうね」という話はしていました。

 ライブハウスはバンド演奏ですからやはりノリの良い曲が良いのですが、ホールではピアノ伴奏のみのソロですから、ここはやはりバラード系が良いなと。ジャズ、ロック、ポップス、映画音楽などをいろいろ考えました。あまり最近の曲ではなくスタンダードになっていて誰もが耳にしたことがある定番曲。それでいてメジャー過ぎないで、しかも大人っぽくて、「なるほど、それを持ってきたか」と思われれば最高です。

 ただし問題は僕のレベルで吹きこなせること。難しすぎる曲はダメ、と言って数ヶ月も練習するのですから、簡単過ぎる曲では課題曲としては物足りません。あーだこーだとたくさん候補曲を並べた結果、残ったのがボズ・スキャッグスの『ウィ・アー・オール・アローン』(We're All Alone)と、ダイアナ・ロスの『イフ・ウィ・ホールド・オン・トゥゲザー』(If we hold on together)の2曲。どちらも名曲中の名曲。タイトルを聞いてもピンと来なくても、聞けば必ず「ああ、知ってる!」となる曲です。

 僕はどちらでも良かったのですが、先生がダイアナ・ロスの方が「練習になる」という理由で推すので、じゃあそちらにしましょうということになりました。早速楽譜を探しますが、市販のアルトサックス用楽譜集には意外とこの曲が入っていません。ようやく検索した結果見つけた楽譜集(CD付き)はすでに出版社では品切れ。仕方なくアマゾンで探したら中古が出ていたので、クリックして注文しました。ついでにダイアナ・ロスのベストアルバムも中古で購入。昨日の今日という感じなので、やる気満々です。

 家に帰ってYou Tubeで見てみます。うーん、改めて聞くと良い曲ですが、これをきちんと吹くのはかなり実力が必要そうです。ノリだけで押し切れた『パートタイム・ラバー』と違って、キレイにロングトーンができないと無理。それ、結構苦手。と言うか、特に緊張するとできない。それは基本ができていないということでしょう。先生はやはり僕に足りないものが何かよくわかっていて、それを練習させようという腹づもりのようです。

 これから4ヶ月。基本からまたやり直しの時間になりそうです。ま、望むところですが。




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