昨日はテニススクールのスクール生の大会に初参加しました。うちのスクールでは去年からレベルに応じていくつか大会を開催していて、もちろん僕が出たのはもっとも上のレベルの大会。上級クラスですから当然と言えば当然です。去年はこんな大会が開催されていることも知らなかったのですが、立派なカップがフロントに飾られるようになって初めて気づきました。

　今回のペアは中上級クラスに在籍するＫ島さん。フォアのストロークは良いけど、ボレーを振ってしまう悪癖があるのですが、何より人柄が良いので一緒に出ることにしました。本人は試合に出るなんて記憶にないくらい久しぶりということで、とにかく緊張しないように気を遣いました。ヘッドコーチによれば今回から上級クラスの人も参加ということで、レベルは過去最高だという話。もっともそれでも僕たちが第１シードですから全然大したことありません。

　シードされているので１回戦を勝ち上がってきた相手との初戦。30代の中上級クラスのペアが相手です。Ｋ島さんと実力的にはどっこいか、向こうの方がちょっと上かという感じ。中上級の人というのは打つショット自体は上級クラスの人と遜色ありません。サービスもストロークもボレーも十分できます。差があるとしたら戦術。相手を見ずに自分のショットばかりを追いかけているので、癖がわかり慣れるにしたがって楽にやっつけられるようになります。

　ただ今回の試合は４ゲーム先取という短期決戦。慣れる前に終わってしまうのが難点です。３セットマッチならば絶対に負ける気はしませんが、４ゲーム先取ではどう転ぶか全くわかりません。試合はやはりクロスマッチになり、最後は3-3の40オールという１本勝負で決まるところまで追い詰められました。しかし、ここでＫ島さんのリターンが入ったら僕がポーチに出るという狙い通りの展開でポイントを取って何とか勝利。決勝戦に進出です。

　決勝は上級クラスのペア。僕たちと並ぶ優勝候補の一角です。相手ペアとはクラスの時間が違いますが顔は知っています。ベテランだけに準決勝のようにはいかないだろうと思っていましたが、案の定先行されて苦しい展開になりました。３ゲームを連取された後の４ゲーム目をキープしてようやく相手の勢いを止め、次が相手のサービング・フォー・ザ・マッチ。向こうはさすがベテランです。ここでブレイクされたら我々に流れが移ることをわかっているので、そうはさせじと渾身のサービスを打ってきます。

　結局相手の執念が上回っていました。ファーストサービスが良いところに立て続けに決まってジ・エンド。初参加初優勝を狙いましたが、残念ながら準優勝に終わってしまいました。ただ楽しめたし、賞品と賞状も貰えたし、日曜日の夜を潰して参加した甲斐はありました。次回こそ優勝を狙いたいと思っていますが、まだ参加していない上級クラスの猛者たちが参加してきたら厳しくなりそうなので、果たしてどうなることやら。

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