幹事クリタのコーカイ日誌2011

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2月12日 ● 目の前の階段を登るように。

 どんなことでもそうだと思うのですが、コツコツと努力を継続していると、いつの間にか上達しているものだと思います。向上心があるのは良いけれど、焦ってもロクなことにはなりません。そうじゃなくて、目の前の階段を一歩ずつ登っていくことが大事。自分としては最もそれが実感できているのがテニスです。

 昨日は雪の中をまた山本麻友美プロと練習会をしました。参加メンバーは僕とプロ以外にサークルの男性メンバーが4人。僕が断然年上で、残るメンバーはアラフォー3人とアラサー1人。4人のうち3人は中高生のうちからテニスを始めていて、そのうち1人は高校時代にアメリカに2年テニス留学までしているし、別の1人は山本プロの子ども時代のコーチをしていました。また大学からテニスを始めた1人も体育会テニス部できっちり4年間プレイしてきた人間。大人になってから遊びでテニスを始めた僕とは出自が違います。

 そこに山本プロが加わってテニスをするのですから、昔の僕なら「自分だけ下手」だと気後れして必死でボールに食らいついていたと思うのですが、今は違います。もちろん技術的・体力的には自分が一番劣るかも知れませんが、いざゲームということになれば、技術以外のメンタルやタクティクスでカバーできます。しかもみなサークルのメンバーなので弱点も良く知っていますから、自分のできることを組み合わせてうまくポイントを奪うこともできます。

 山本プロとだってこの1年で30回以上も一緒にテニスをしていますから、さすがにパターンはある程度読めるようになってきました。もちろん相変わらず技術力に圧倒的な差があるので、やられてしまうのですが、それでも最初の頃のように手も足も出ないで捻られているわけではありません。次の攻撃パターンの読み合いならプロも素人も関係ありません。昨日もプロ相手にいくつかは良いショットを打ってポイントを上げることができました。

 このメンバーに伍してテニスを楽しめるということ自体、10年前なら驚きだったでしょう。コツコツと階段を上がってきた成果です。始めるのに遅すぎるということはないなと実感しています。もっとも山本プロとテニスをするようになったこの1年は、とりわけ階段を登るスピードが速くなった気はしていますので、その点はプロに感謝しています。




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