幹事クリタのコーカイ日誌2011

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2月11日 ● 山里vs品川のつまらない結末。

 お笑い芸人の山里と品川の揉め事についてご存知の方はどれくらいいるのでしょう?まだ新人だった山里を品川がいじめた、ということを6年も経った今ごろ山里がラジオで明かしたところ、ネットで話題になってしまったため、品川が自分のツイッターのアカウントを消し、さらに炎上したというのが事の顛末。かなりどうでもいい部類の芸能ニュースなんですが、2ちゃんで激しく品川が叩かれていたのは僕も読みました。

 その2人が和解したということが山里のツイッターと品川のブログで公開されました。先に山里が泣いて謝罪して、その後に品川がサプライズで山里のラジオ番組に乱入して公開手打ちということになったそうです。品川は「いじめ」たのではなく「愛情表現」だったと言い訳していて、山里はいじめられた側にも関わらず平身低頭の平謝り。正直、なんだかイヤな気分が残る後味の悪い和解です。

 まず残念なのは山里の最初の発言が計算されたものではなかったこと。お笑い芸人が先輩の悪口を言うなら、きちんと笑いが取れる計算をして発言して欲しいのに、本当に本音を喋って後で謝るなんて最低です。謝るくらいなら最初から言うなよと思います。山里が小さなことにいつまでも拘っているのは本人の性格だから構わないどころか、いかにも山里のキャラに合っているから良いのですが、それをきちんと笑いに結び付けなければ無意味です。

 次に品川の態度も面白くありません。山里がせっかくおいしい先輩いじりネタを発動してくれたのに、ツイッターのアカウントを削除しちゃったのは致命的なミス。さらに面白くもなんともない言い訳。「いじめじゃなく愛情表現」って、ドラマかマンガの中のいじめっ子のセリフそのものです。品川は全編通じてシャレにせずにまともに対応していて、本当にそれでお笑い芸人かと思いました。そりゃ2ちゃんで品川は面白くないと言われるわけです。

 挙げ句に嘘臭い和解劇を見せられて、一体我々はどこで笑えば良いのでしょう?お笑い芸人なんだから、この喧嘩は当然「おいしい」ネタとして引っ張るべきもの。うまくこれから仕込んでいけば、当分山里vs品川の「いじめ」ネタで笑いが取れたのに、本当にもったいないことをしたと思います。こういう遺恨試合はプロレス関係者にでも聞けばどう盛り上げていくか教えてくれるでしょうに、むざむざチャンスを棒に振ってしまいました。ツイッターで有吉が「なんだ!もう和解か!あと二週間楽しみたっかのになあ」とツイートしましたが、同じ気分です。




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