幹事クリタのコーカイ日誌2011

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1月15日 ● Mステのアイドル特集は保存版。

 昨晩の「ミュージックステーション」は2時間SPで「史上最強アイドルBEST50」という特集でした。シングルとアルバムの売上枚数を合計して、アイドルのランキングを50位から1位まで紹介するという企画。昔からのアイドル歌謡曲好きの父である僕と、70〜80年代アイドルもカラオケでカバーする17才の娘が一緒になって「あーだこーだ」言いながら(歌いながら)見ていました。

 各歌手ごとに代表曲の映像が少しずつ流れます。下位の方は1曲だけなのですが、上位は5曲。この5曲になにを選んだのかがまずポイント。例えば沢田研二は「時の過ぎゆくままに」「勝手にしやがれ」「カサブランカダンディ」「TOKIO」ときて、ここまでは妥当なところだったのですが最後に「ストリッパー」。確かに最後のヒット曲と言っても良いかも知れませんが、僕としては「ダーリング」を選んで欲しかったと思いました。

 TOP3の中森明菜、松田聖子、SMAPらも代表曲が多いだけに、どれを選ぶのかはかなり個人的な好みが入ります。明菜の「飾りじゃないのよ涙は」、聖子の「SWEET MEMORIES」「あなたに逢いたくて」、SMAPの「らいおんハート」が入っていないのは「なぜ?」という感じ。うちの娘はモーニング娘。の「恋のダンスサイト」、嵐の「モンスター」が入っていなかったことに怒っていましたが、どれをどう選んでもファンからしたら苦情が出ることは間違いありません。

 あとちょっと疑問に思ったのはアイドルの定義。古いところで言えば「三人娘」の南沙織、天地真理が入っているのに小柳ルミ子が入っていないのは、小柳はアイドルではないということなんでしょう。同様に山口百恵、桜田淳子はアイドルなのに森昌子はなし。華原朋美、篠原涼子は入っているのに安室奈美恵、浜崎あゆみが入っていないのも微妙なところ。娘の見解ではこの2人はアイドルではなくアーティストだということですが、僕にはアムロもトモちゃんも、SPEEDもMAXも同じようなものだと思うんですけどね。

 とは言え、70年代の南沙織、天地真理から最新のAKB48まで古今のアイドルの映像をこれだけコンパクトにまとめてくれるのはさすがMステ。フジテレビ系バラエティのような余計な演出もなく、ひたすら映像を流し続けるのも、昔のFMラジオみたいで好感が持てます。娘と「これは保存版だね」と意見が一致しました。

 娘はこの番組に刺激されてモー娘。の古いPV集のDVDをアマゾンで発注してしまいました。もっとも金を出すのは僕なんですけど。




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