幹事クリタのコーカイ日誌2010

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12月8日 ● 岩隈残留で来季の楽天は期待大。

 昨日、岩隈のポスティング移籍が不成立に終わり、来季も楽天に残留することがニュースになりました。楽天はこのストーブリーグで一番の成果を挙げています。そもそも星野新監督というのが大きな「補強」でしょうし、そこに岩村と松井稼という2人のメジャー帰りを獲得。三遊間をがっちり固めました。しかも岩隈の残留で、来季はかなりの戦力アップになることでしょう。来季の楽天はパ・リーグの台風の目になることは間違いありません。

 もっとも岩隈のポスティング移籍が実現しなかったので、経済的にはかなり厳しいと思います。岩村と松井稼の高額年俸ももしかしたら移籍金を当てにしていたかも知れず、もし来季FAで岩隈流出ということになると、今回の不成立はかなり痛手となりそうです。

 また横浜の内川がソフトバンクへ行くことになりました。今季ロッテに日本一を攫われた感のあるソフトバンクにとって内外野とも守れる内川は大きな戦力になります。内川も万年最下位の横浜から日本一を狙えるソフトバンクへの移籍はやる気も出ることでしょう。ソフトバンクは西武から細川も獲得しましたし、こちらも万全の補強です。

 そして内川が出て行った横浜に日本ハムから森本稀哲がFAで移籍します。これには驚きました。FA移籍の場合、大抵はメジャーリーグか巨人・阪神などへの人気球団へと移るのが大半でした。かつて巨人の駒田がFAで横浜に移った時は「ほー」と感心したものです。主力選手が出て行くような弱小球団に敢えて行こうという森本の決断は素晴らしいものだと思います。「横浜を変える」という彼の言葉が実現することを楽しみにしたいと思います。

 さて、ドラゴンズですが、予想に反して随分と大人しいままです。落合監督は日本シリーズに負けた直後に「大きく補強する」と言っていたはずですが、ここまでのところ戦力外通知を受けた佐伯を入団させただけ。佐伯は代打としては使えるかも知れませんが、年齢を考えたらフル出場はないでしょう。一番肝心な「強打の外野手」はどうなってしまったのでしょう?

 もしかしたら水面下で大物獲得作戦が進行しているのかも知れませんが、ファンとしては大丈夫か?と不安になってしまいます。松井秀でもいきなり取ってきたら驚きますけどね。




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