幹事クリタのコーカイ日誌2010

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12月7日 ● 少女時代のファッションはバブルへGO?

 ここのところテレビによく出ている韓流アイドルの少女時代。歌も顔も足すらもそれほど興味はないのですが、見るたびに「ふーむ」と思うのが、彼女たちのファッションです。肩パッドの入った上半身を大きく見せるトップスと、超短くてピタッとしたボトム、ワンレンに近いヘアスタイル。そう、僕にはあれはバブルの頃の女性のファッションを想起させるのです。

 肩パッド入りのボディコン風な衣装は、恐らく売り物である足をより細く長く見せるために考えられたのでしょう。ヘアスタイルも同様にタテのラインを強調するためだと思います。しかし、そうした意図以上にあのファッションは当時を知る者には80年代への回帰を感じさせますし、全くその意識がゼロだとも思えません。

 ファッションは繰り返します。かつてシックスティーズファッションが流行った時期がありましたが、うちの母親は「懐かしい」と言っていましたが、60年代生まれの僕たちには新鮮でした。また僕たちが子どもの頃の70年代のファッション。「絶対にあんなダサイ服が流行るはずがない」と思っていたのに、ベルボトムのジーンズが復活した時には僕は衝撃で卒倒しそうでした。

 全く同じカタチではなく、当時のニュアンスを最新のセンスで取り入れてリデザインしてはいるのですが、それでもベルボトム?二段バックルのベルト?ピチピチのTシャツ?サイケデリックなカラーリング?厚底?なにそれ〜!と思ったのに、しばらくしたら慣れてしまったから怖いものです。

 そして次にくるファッションが順番からすると80年代なのでしょう。チェッカーズや安全地帯やプリンセスプリンセスやW浅野がしていたようなファッション。つい先日までは笑いものでしかなかったバブルの象徴。そんなファッションがもう少ししたら最先端になる日がきっとくるのです。あな恐ろしや。

 まあ肩パッドやボディコンやワンレンは良いとしましょう。しかしあの当時の女性のメイク、真っ赤な唇とぶっとい眉も甦るのでしょうか?それはまさに僕たち世代にとってはゾンビが甦るような怖さなんですけど。




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