幹事クリタのコーカイ日誌2010

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11月29日 ● 斎藤和義のライブに行きました。

 今年アラフォー世代の心をつかんだヒット曲「ずっと好きだった」の斎藤和義のライブに行ってきました。と言っても自分でチケットを取って行ったわけではなく、仕事関係でのご招待ですが。場所はゼップ名古屋。ライブハウスだけに立ちっ放しはイヤだなと思っていたら、2階の座席指定の椅子席でした。それも正面最前列といういかにも関係者席。見やすいことこの上ありません。

 斎藤和義と言っても知っている曲は前述の「ずっと好きだった」以外には、ポンキッキーズで使われた「歩いて帰ろう」と、「歌うたいのバラッド」、CMソングの「やぁ無情」くらいです。それでライブに行って楽しめるのかと不安だったのですが、案の定演奏したのは先月発売されたアルバム収録曲が中心で、「ずっと好きだった」「歩いて帰ろう」以外は知らない曲ばかりでした。

 僕の知っている斎藤和義、と言うか、特にファンではない世間一般が知っている斎藤和義のイメージは、多分ちょっとフォークっぽい、歌詞がしみじみと沁みるようなエモーショナルなシンガーというところではないかと思うのですが、ライブではもっとポップだったりファンクだったりロックだったり。アコースティックなナンバーももちろんやっていましたが、それはむしろ一部という感じでした。

 ちょっと驚いたのは何も言わずに沢田研二往年の名曲「ダーリング」を歌い始めたことで、これは彼が「紅盤」というアルバムでこの曲をカバーしているからなんですが、知らなかった僕は「おおっ!」と思ってしまいました。ジュリーの「ダーリング」は大好きな歌で、昔からカラオケでよく歌っていたので、よくぞこの曲を選んでくれましたという思いでした。斎藤和義は現在44才。僕より少し年下ではありますが、同じ中年男性として共通する心情は歌詞のそこかしこに窺えました。

 ライブハウスは満員でノリの良い曲が多かった割にお客さんは行儀良く聞いていました。やはりファンの年齢層がライブハウスにしては高めだったからでしょうか。それでも1階で立ちっぱなしで2時間半は僕には無理なので、2階の椅子席で良かったですけどね。




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