幹事クリタのコーカイ日誌2010

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11月19日 ● アジア大会の面白さ。

 中国広州で開催されているアジア大会。連日NHKとTBSを中心に熱心に放送をしています。暇な時についつい深夜遅くまで見てしまって寝不足気味になるのがこの手の大会で、なにせいろいろな競技が一度に行われているので飽きることがありません。しかも、オリンピックと違って日本選手がそれなりに強いので、応援にも熱が入ります。

 僕が子どもの頃はアジア大会というのは日本の独壇場でした。ところが徐々に韓国が追い上げてきて、中国が一気にのし上がってきたことによりアジア3強時代に。最近では中国がナンバー1で、それを日韓両国が追うという構図になっています。

 ただアジア大会の面白さはそれだけではありません。アジアだけの大会ですから、オリンピックには出られないようなレベルの選手も出てきます。昔に比べて最近はあまりテレビに映ることが少なくなりましたが、そういう「素人」同然の選手が、それでも国の代表として一生懸命に競技をしている姿が見られるのもアジア大会の醍醐味です。

 競泳や陸上のようなタイムを競う競技よりも、体操とか飛び込みのような演技をする競技の方が、この手の素人選手の一生懸命さが伝わってきます。まるで子どもの運動会を見ているようなドキドキ感。思わず「頑張れ」と応援し、何とか無事に競技を終えると「良かった!」と拍手したくなります。そういう素朴さが残るのもアジア大会の良さです。

 以前に比べて本当に最近はテレビではあまりそういう各国の選手を映してくれないのが残念です。ソフトテニスや囲碁などオリンピックにはないアジア大会ならではの競技もあるのですから、テレビ局もオリンピックとは違う視点での放送を工夫して欲しいと思います。




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