幹事クリタのコーカイ日誌2010

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11月15日 ● 「笑点」「ちびまる子ちゃん」「サザエさん」。

 昨日は久しぶりに特に予定もない日曜日。午前中はスクールに行って、午後からサックスを吹いて、母に頼まれていた年賀状を印刷。模試を受けに行っていた娘を迎えに行き、そのままヤマダ電機で娘が欲しがっていたペンタブレットを購入。帰ってきてインストールして娘はフォトショップに夢中になっていました。

 僕は久しぶりにのんびりした(と言っても、上記のようにずっと何かしていたんですけど)日曜日だったので、久しぶりに「笑点」「ちびまるこちゃん」「サザエさん」という黄金パターンを視聴してみようと思い立ちました。この時点で昨日から大相撲が始まっていたことをすっかり忘れてしまって白鵬の取組を見逃したのは残念でしたが、とりあえず「笑点」です。

 多分「笑点」を見たのは1年振りくらいではないかと思います。いや、正確ではないです。実感としてそれくらいというだけで、もしかしたら半年振りかも知れないし、5年振りかも知れません。とにかく久々に見たらケーシー高峰が出てきてビックリ。うーん、僕が小学生の頃には人気のあった芸人でしたが、未だにあまり当時と印象が変わらないのはスゴイです。で、大喜利に。歌丸が司会になったのはもちろん知っていましたが、それ以外は三波紳介が司会をやっていた頃と全く変わらない空気が流れていて、なぜこん平や小円遊がいないのが不思議なくらい。ま、木久蔵は名前が変わってもいるけど。円楽は名前は一緒でも人が変わっているけれど。とにかく昭和が色濃く残っている番組でした。

 で、6時から「ちびまる子ちゃん」。こちらももう放送20年ということですが、それでも平成になってからスタートした番組だけにセンスは新しい。オープニングも木村カエラだし。内容はそれこそ昭和の話なのに、会話のテンポやセンス、登場人物の考え方はやっぱり「いま」なんですよね。昭和40年代の小学生じゃない。昭和の衣をまとった21世紀の番組なんだなぁと思いました。

 そしてトリ(?)を務める「サザエさん」。こちらも本当に久しぶりに見たのですが、相変わらずちぐはぐで驚くほどシュールな世界でした。話の中身はもはやファンタジーで、昭和でもないし、かと言って現代とは思えない浮世離れした感じ。ある意味、外国人が考えた空想上の日本の物語のような気がしました。

 中でも昨夜驚いたのは波平の名前を騙ってサザエとカツオが新聞に投書するという話。それをノリスケの電話で知る波平。投書した本人たちも含めて誰も新聞読んでいないのか、磯野家?電話は相変わらず黒電話、しかもカバーがかかっているし。よく見ればテレビも昭和のブラウン管テレビだし。東芝の最新家電をなぜ買わない、磯野家?

 挙げ句に波平は会社のOLから「新聞読みました」「ステキです」となぜか誉められて(若者の悪口を書いたのに)、合コンに誘われるという驚天動地の展開。それをなぜか夕食時に家族の前で話す波平。合コンとは「若い人と飲みに行くこと」という説明もすごいし、だからと言うことで家族全員で波平に合コン参加を勧めるのもビックリだし。残念なことに波平は合コンに参加しなかったのですが、これで「波平、合コンで大暴れ」みたいな回だったら、サザエさん史に残る怪作になったであろうに、ちょっと残念でした。




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