幹事クリタのコーカイ日誌2010

[ 前日翌日最新今月 ]


 
11月2日 ● 問題は水嶋ヒロの小説が面白いかどうか。

 昨日ツイッターのフォロワーが1000人を超えました。昨年夏に始めた頃は100人もフォロワーがいる人を見て「スゴイな」と思っていたのに、少しずつ少しずつ増えていって1年2ヶ月でようやく1000人。フォロワーを簡単に増やすならガンガンとフォローしまくって、「フォローミー」と繰り返し呟くか、アイコンを可愛い女の子の写真にすれば短期間で増やせるのですが、あえてこちらから積極的には動かず、少しずつフォロワーが増えていくのを楽しみながらの1000人は我ながら達成感があります。

 もっとも最近はちょっとツイート数も減っていて、以前のようにあまり有名人に絡んでいったりもしていないのですが、ツイッターを通じて新しい情報がポンポンと飛び込んでくるのでコミュニケーションツールよりは情報受信ツールとして役立っています。とにかくあらゆる情報を最初に知るのがツイッターということになりました。ちょうどラジオをつけっぱなしにしておいて、どんどん雑多な情報が飛び込んでくる感じです。

 昨日のツイッターのTL上を賑わせていたのが水嶋ヒロ。ポプラ社小説大賞を本名で受賞というニュースに始まり、賞金がなんと2000万円、そしてその賞金を辞退したということで、もう話題沸騰でした。特に注目されたのはこれが「出来レース」ではないかということ。そりゃそうです。あまり馴染みのない賞、しかも驚くほど高額な賞金、そしてそれを辞退するという不可思議。不可解な事務所の辞め方も含めて、いろいろと憶測を呼ぶのは仕方ありません。

 もしこれが出来レースだとしたら、うまく話題を作ったという意味では見事なPR戦略だったと思います。ただ賞金辞退は少し失敗。あえて高額賞金を辞退することでかえって反感を買った気がします。ちゃんと受け取った上でどこかに寄付するなりすれば、ここまで言われなくても済んだんじゃないですかね。

 ただ問題は出来レースよりも出来映え。その小説が本当に2000万円の賞に相応しいかどうかということです。出来レースであろうがなかろうが、小説は純粋にその作品の力で評価されてしまいます。これだけ話題をさらっただけに、とりあえず本は売れるかも知れませんが、ダメなら酷評されることも間違いありません。なにせ自分ですごくハードルを上げてしまっていますからね。逆に出来レースだとしても面白ければ何の問題もありません。今から書評が楽しみです。




twitterでもつぶやいています@kanjikurita

gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」