幹事クリタのコーカイ日誌2010

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10月31日 ● バックネット真裏からの日本シリーズ観戦記。

 注目の日本シリーズ第1戦をナゴヤドームで観戦してきました。しかも席はまさにバックネット裏。ホームベースの真裏の席で、前から数列目。もう少し前だったらテレビカメラにずっと映ってしまいそうなくらいの席でした。すぐ前には両球団のスコアラーたちが陣取っていて、テレビカメラの画が後ろから良く見えるようなところです。今まで随分と良い席で観戦してきましたが、さすがにここまでの席は初めてでした。取ってくれた方に感謝です。

 で、掛け値なしのバックネット裏からの観戦記ですが、正直言って初戦はロッテの強さばかりが印象的だった試合になってしまいました。先発は吉見と成瀬のエース対決。しかしお互いに緊張からから荒れ気味のスタート。吉見が打たれれば、成瀬も2本もホームランを浴びるという展開。シーソーゲームになりそうな感じでした。

 ところが吉見は立ち直ることなく降板したのに対し、成瀬は何とかかんとか踏ん張って中継ぎ投手にリレーしました。これは吉見と成瀬の差ということよりも、中日とロッテの打線の差だったのではないかと思います。中日打線はバラバラです。ちゃんと対応できている選手と、全く使えない選手がハッキリしていました。2番、3番、5番、6番がダメで4番だけ好調でも点はなかなか入りません。実際2本のホームラン以外は全然点が取れる気配を感じられませんでした。

 逆にロッテはしぶとく打線が繋がってきます。出塁するときちんとバントをするし進塁打も打てます。そして長打を狙わずにきちんと弾き返してタイムリーを放ちます。しぶとく細かいことをきちんとやって点を取る打線と、先発がカタチを作ったらリリーフ陣がきちんと抑える投手陣。これはそのまま中日の目指している野球です。それを地元名古屋で相手にやられてしまっては話になりません。

 第2戦、中日はチェンでしょう。吉見以上に信頼感のある投手だけに、ここは絶対に負けられません。そしてロッテはもしかしたら渡辺俊かも。中日打線が恐らく一番イヤな投手です。もし名古屋で連敗となったら、千葉でロッテの優勝が決まってしまう可能性がかなり高くなります。名古屋に戻って来られずに終わったら、今年のリーグ優勝の喜びも半減以下です。それにしても交流戦の結果は伊達じゃないですね。パ・リーグは強いです。





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