幹事クリタのコーカイ日誌2010

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9月19日 ● 野球、サッカー、そして白鵬54連勝。

 秋に入るといろいろなプロスポーツが佳境を迎えます。特にいまプロ野球はペナントレースの大詰め。パ・リーグは西武の優勝が見えてきていますが、CS進出をかける3位争いは熾烈。日本ハムがここにきてダルビッシュの奮闘で3位に浮上してきました。ロッテ、オリックスと最後までもつれそうですが、日本ハム有利かと思います。

 セ・リーグの首位争いは中日が一歩リードですが、直接対決を残す阪神も粘っています。巨人はここにきて失速してしまいました。投手力で守り勝つ中日か、高打率の阪神か、一発攻勢の巨人か。それぞれチームカラーがハッキリしているだけに面白い争いになっていますが、ホームで圧倒的に強い各チームだけに、CSのためにも負けられない戦いが続きます。僕の予想では今の順位のままゴールしそうな気がしますが、どうでしょうか。

 サッカーJ1は名古屋が頭ひとつ抜け出しています。2位鹿島との勝ち点差は5。中日同様、守りが堅い名古屋だけに、そうそう大崩れはしないと思います。怖いのは怪我です。ケネディ、闘莉王、楢崎あたりが大きな怪我をすると、ガタガタとなりそう。まだ残り試合が多いだけに、もうひと山もふた山もあるでしょう。

 そして大相撲では白鵬が千代の富士を上回る54連勝を記録しました。素晴らしい記録です。千代の富士が大鵬の45連勝を越えた時のことを覚えていますが、あの時だってとてつもない強さだなと思いました。それでも双葉山の69連勝には遠く及ばなかったものです。大乃国の気迫の一番に負けた時のこともよく覚えています。

 戦後、幾人もの大横綱がいましたが、誰ひとりとして双葉山の69連勝に迫ったものすらいません。しかし、今の白鵬なら残り15連勝も不可能ではないというか、いけそうな気がします。それほど心技体とも盤石。負ける姿を想像できません。

 ライバルとなるのは日馬冨士、把瑠都、琴欧州の3大関でしょう(魁皇に多くを望むのは酷でしょう)。今場所は3人とも白鵬の陰に隠れてはいますが、順調に白星を重ねて白鵬を追撃しています。白鵬がこれだけの連勝記録を作ることができたのは、裏を返せば大関陣が情けないからにほかなりません。それを彼らも十分にわかっていることでしょうから、今場所最後の3日間は目が離せない対戦になりそうです。60、61、62連勝目を3大関が提供してしまうのかどうか。もしそうなったらいよいよ九州場所には夢の70連勝が現実になりそうです。



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