幹事クリタのコーカイ日誌2010

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9月14日 ● プロとプレーするだけでレベルは上がる。

 何回も書いていますが、今春からずっと山本麻友美プロ(最高ランキング日本12位)にテニスを教えてもらっています。先日の日曜日も1対3でみっちりと練習会をしてもらいました。この半年間ですでに10数回一緒にテニスをしています。教わっていると言っても、手取り足取りコーチされるわけではなく、基本的にはヒッティング相手をしてもらって、ダブルスゲームをして、僕が疑問に思ったことを彼女に質問すると答えてくれるというカタチです。

 僕ももうテニス歴30年、50才目前で今さらどれだけ「伸びしろ」があるのかと思いますが、この半年で自分なりにはかなり手応えを感じています。サービスもボレーもフォアハンドストロークも少しずつ改善されてきていますし、ゲームの戦略・戦術についてもさらに深く考えられるようになりました。これはもちろん具体的なアドバイスをもらったこともいくつもありますが、それだけではなく、山本プロと同じコートに立ち、繰り返しそのプレーに触れることで自然と身についてきたものだと思います。

 「習うより慣れろ」「門前の小僧習わぬ経を読む」などという諺があるように、身近にレベルの高い手本があることは本当に大事なことなんだなぁと改めて思います。テニスに限らず、スポーツでも芸術でも学問でも仕事でも、そういう環境に身を置けば、基準を高いところに設定できるから、あまり苦労しないでも自然とレベルアップができます。いくらフェデラーやナダルのプレーをテレビで見ても、実際にその凄さを感じることはできません。彼らよりも数段落ちるとは言え、日本のトッププレーヤーだった本物のプロのボールを実際に打ち感じることの方がやはり効果的なトレーニングとなるのです。

 サックスも習い始めて1年2ヶ月が過ぎました。最初に買った初心者用のレッスン本はかなりマスターしてきましたが、これも独学でやっていてはとてもここまで進歩はしていません。プロの奏者である先生について教えてもらいながら、さらに先生の演奏を聴きながらやってきたからこそです。音楽も「生」で感じることはとても大事だと思います。

 6月末に悔しい思いをした初めての発表会でしたが、次回の発表会が2月に決まりました。今度はスクール生と講師と一緒にバンドを組んで演奏をします。サックスを習い始めた時からの夢であり目標は自分たちのバンドで演奏をすることでした。まずはその夢に一歩近づいたわけです。多分、これからプロの奏者と一緒に練習で演奏を繰り返すうちに、どんどんレベルアップできるのではないかと期待しています。それはもちろんついていけるように必死で練習するからですけど、なにかプロの持つ「空気」が感染してくるからということもあると思うんですよね。



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