幹事クリタのコーカイ日誌2010 |
7月15日 ● 恐らく無駄な名古屋トリビア。 先日の日曜日に「なごや四百年時代検定」を受けてきました。名古屋開府400年のイベントの一環として2年前から商工会議所が開催しているご当地検定ですが、僕は立ち上げ時のスタッフだったので、これまでは敢えて受験しないできました。公式テキストを原稿の段階から読んでいるのに、わざわざ受ける意味もないだろうし、受ければ合格するくらいの知識はあるのはわかっているし。 ところが、今回は会社から社命で受験しろと言われてしまいました。人数稼ぎです。しかも基礎コース、上級コースの同時受験、基礎コースはトップ合格を目指せという上司の厳命です。単に基礎コースの合格ラインの70点を取るだけなら、勉強しないで受けても大丈夫な自信はありましたが、上級コースも合格、なおかつ基礎ではトップってことになると勉強しなければ無理です。なにせこの検定は「時代検定」と謳っているように、名古屋の歴史から事細かに出題されます。単に名古屋めしに詳しいとか、信長や秀吉のことを知っていれば良いというものではありません。
試しに過去問をいくつか紹介します。昨年の基礎コースの第1問。
もちろんテキストを読んでいなくても誰でも知っているような問題も出ることは出ます。
基礎コースとは思えない難問も混じっています。
そして、上級コースになると、さらに問題の難易度は上がります。
(52)同じ年の出来事の組合せでないものはどれか。
さらに上級コースでは公式テキストに載っていない名古屋豆知識も問われます。
(77)名古屋駅前に立つ人気者、ナナちゃん人形の背の高さは何センチか。 こうした名古屋トリビアを2ヶ月かけて頭に叩き込んで臨んだ試験でしたが、基礎コースは結果から言えば自己採点95点。トップを取るなら100点満点しかないと思ったのに5問も間違えてしまいました。言い訳をさせてもらえば、基礎コースの難易度は毎年上がっています。上級コース並みの細かな知識がいくつも出題されていました。ちょっと基礎をなめていました。 そして午後からの上級コース。若者も女性も多かった基礎コースと違って受験生も定年退職後の暇つぶし(?)で受けているとしか思えないような高齢男性がズラッと並んでいます。さすがに上級コース、さらに重箱の隅をつつくような出題ばかり。結果は自己採点87点。目標の90点にはこちらも及びませんでした。 笑ったのは、ナナちゃん人形の生まれを聞かれた問題。(1)イタリア (2)スイス (3)アメリカ (4)フランス って、知らんわ、そんなこと。どんだけナナちゃん人形好きやねん!と思わず関西弁で突っ込んでしまいました。自己採点しようにも公式テキストには載っていないので、ネットで検索して調べるのですから大変です。ちなみに答はスイスだとか。 この無駄に詳しくなった名古屋トリビア、何かに役立てれば良いのですが、そんな機会もないまま忘れていってしまうんでしょうねぇ。あーもったいない。
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