幹事クリタのコーカイ日誌2010

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6月2日 ● ナベツネ的な腹立ち。

 昨日は久々に「ムカッ!」と腹が立つことがありました。それが何かは書きませんが、とにかく「そりゃないだろう」と思うようなことです。誰でもそうだと思うのですが、自分を軽んじられ蔑ろにされるというのはとても自尊心が傷つきます。

 喩えとしてはあまり良くないと思うのですが、谷亮子が参院選に出馬するのにナベツネが「挨拶がない」と怒ったのも同じだと思います。端から見れば「なに言ってんの?」となるんでしょうし(僕も思いました)、本人たち(谷夫妻)も悪気はないのはわかりますが、無視された方にしてみれば気分が悪いことこの上ない。逆に言えば、そういう時に一言断ってくれるだけで、全然腹なんか立たないんです。

 あー、自分をナベツネに喩えるなんて、何だかさらに気分が悪くなりますが、実際にはこういうことって本当に良くあって、それはやっぱり自分の中に「ナベツネ的要素」が多く含まれているからだろうなぁと思うのです。すなわち、自分が全て把握していて何でも知っていなくては気が済まない、お節介焼きで人の面倒を見たい、もっと言えば干渉したい。まあそういう面があるからこそ、幹事なんて面倒なことを長年やっているわけですが。人格者だったり人望があるから幹事をやっているわけではないのです。ワガママで自分のやりたいようにしたいから幹事をしているだけです。

 僕のようなタイプと付き合うのが上手な人と下手な人がいて、腹を立てさせられる相手は大抵決まっています。あまり人に気遣いせず、自由に自分のやりたいことをすぐに行動に移すタイプとは相性が悪いのはわかっています。僕も長年の経験でそういうタイプにはなるべく近づかないようになりました。なにせ向こうは悪気はないので、一方的にこちらが振り回されて腹が立つばかりだからです。でも今回のように、そういうタイプじゃないと思っていた相手にやられると、信頼しているだけにますますダメージが大きいんですよね。

 ただ腹が立っても、実はその腹立ちも長続きはしません。その時は怒っていても、結構すぐに冷静になって「きっと何か事情があったんだろう」なんて思ってしまいます。だからよく「クリタさん、あんなことされて良く許しているね」とも言われるのですが、怒りが長続きする人の方が僕には不思議なくらいです。僕はいつまでも他人に怒っていられないんですよね。

 そんなわけで、いま腹が立っていることも多分そのうちどうでも良くはなると思うのですが、それまでは相当に気分が悪いと思うので、八つ当たり注意です。



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