幹事クリタのコーカイ日誌2010 |
5月14日 ● 無謀な挑戦。 サックスを習い始めて10カ月が過ぎました。なかなか上達しません。さすがに1年近く習っていれば、もう少しスイスイと吹けるようになるのかと思っていましたが、未だに初心者です。我ながら進歩の遅さに呆れるくらいです。 最初は問題ありませんでした。すぐに音も出せたし、指も動くようになりました。易しい曲が何とか曲として聴ける程度にはなりました。しかし、この半年くらいずっと足踏みしているのは音です。音色です。良い音が全然出せないのです。 そのためにリードを替え、マウスピースを替え、リガチャーを替えました。しかし、替えれば替えるほどにひどくなっていきます。結局、最初に安易に音が出たために疎かになってしまっていた基本に立ち返って、口の形、息の吸い方吐き方からやり直しています。 いつまで経っても上達しないのに、習い始めて1年となる6月末に発表会も決まってしまいました。ちゃんとした立派なホールでレッスン生がソロで1曲吹くのです。なんと恐ろしい企画でしょう。全然人に聴かせられるようなレベルではないし、そもそも人が聴いていると思うと緊張して音が外れまくるのに、いきなりホールでソロで1曲なんて無茶もいいところです。無謀極まりないチャレンジだと自分でも思います。 ただ目標がないと練習するにも意欲が湧かないというのも確かです。特にここのところずっと同じ場所で立ち止まって悩んでいる感じだったので、一歩先に進むためのきっかけとして発表会は最適なのかも。GWもこれまでになく危機感を持って練習をしたので、少しはマシになってきました。曲は「ムーン・リバー」。どうなることやら、自分でも怖いです。
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