幹事クリタのコーカイ日誌2010

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5月13日 ● 人生、何があれば満足か。

 先日久しぶりにMっちゃんと会ってランチをしました。すっかり50才を超えてオヤジ化が激しいMっちゃんですが、最近はすっかり女性関係も落ち着いたもので、長年付き合っている雌豹さんとはもう夫婦のような淡々とした間柄らしく、しかも彼女の子どもも「もう中学生」(お笑い芸人ではなく、本当にそんな年になってしまったのです)。すっかり本妻とは別にもうひとつ家庭を持っているような状態みたいです。それを「落ち着いた」と表現するのはおかしいのですが、かつての合コンや出会いサイトで走り回っていた頃を思えば、本当に落ち着いています。

 Mっちゃんの興味は一時期高級レストランだったり、高級旅館だったりと「サライ」路線を走っていたのですが、それもこの不況でリストラ候補になったりしてすっかりトーンダウン。最近は本人曰く「音楽と猫」があれば何もいらない、人生はほとんどそれで満足、なんだそうです。長年連れ添った愛人がいる上での発言ですから「なに言ってるんだ」とも思いますが、本人はいたって真面目な顔でした。

 まあMっちゃんはそれで良いとして、ひるがえって自分自身、もう五十路を前にして何があれば人生満足かを考えてみました。真っ先に思い付くのはやはりテニスです。なんのかんの言っても、テニスをしている時は没我の境地。全てを忘れて楽しむことができます。できることなら毎日でもラケットを握ってコートを走り回りたいくらいですが、きっとそうすると体も壊すし、惰性になりそうなので、敢えて最近は「休球日」を作っているくらいです。

 ただテニス以外が悩みます。学生時代から好きな旅行や読書、映画鑑賞、ドライブなどは、すっかり倦怠期になってしまいました。好きは好きですけど、テニスのようにいつまでも新鮮な関係ではいられません。クイズも好きですが、それだけで満足かと言うと、なんか違うし。逆に最近始めたばかりのサックスはまだ到底その域には達していないので、とても「生涯の友」と断言することは難しいです。

 Mっちゃんのようにシンプルに「音楽と猫」と言い切れるのが羨ましいです。どうも僕はあれこれ興味が広すぎるようです。もっとも、いろいろ興味を持って幅広く楽しんだことは、後々きっと役に立つのが人生だと思っているので、反省はしていませんけどね。



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