幹事クリタのコーカイ日誌2010

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5月12日 ● 23番目の選手は投票で選ぼう。

 南アW杯の日本代表メンバー23人が発表されました。ほぼ予想通りのメンバーでしたが、ちょっと驚いたのは第3GKに川口を選んだこと。普通に考えれば将来のことを考慮して若い西川に経験を積ませたいところだと思うのですが、岡田監督は経験豊富な川口にチームのまとめ役を期待しているのでしょう。かつての秋田とか中山の役割です。

 ただ狙いはわからないでもないですが、川口でその任を果たせるのか、少々心許ない気がします。川口は自分が前面に立って引っ張っていくタイプのリーダーです。しかもGKです。フィールドプレーヤーならともかく、特殊な職種の川口が果たしてどこまでチームの精神的支柱になり得るのか、ちょっと疑問が残ります。

 もしそういう役割を担って欲しいなら、もっと適任の選手がいます。そう、三浦和良です。かつて岡田監督に直前で代表を外されたカズを、ここでもし招集したらどれほどチームもサポーターも盛り上がることか。カズなら他の選手たちも素直に信頼を寄せることができるでしょう。様々な効果が期待できることを含めて、カズを呼ぶという選択肢はなかったのかと残念に思います。

 そういう話をランチタイムにしていたら、グッドアイデアが出ました。いっそ23番目の選手はサポーターによる投票で選んだらどうか、という案です。22人までに入っていない選手で、もっとも得票数が多かった選手を背番号23をつけて代表に送り込む。どうせ23人全員はピッチに立てないのです。だったら最後の1人はみんなが選んだ選手を連れていって、ロスタイムに1分でも良いからピッチに立たせるというくらいの夢があっても良いんじゃないかと思います。

 岡田が選ばなくてもサポーターが選んでくれたなら、カズも堂々と代表に名を連ねて行くことができるでしょう。カズが出るなら注目度も大いに高まります。日本が始めてFIFAに提案して、各国の代表全て背番号23はサポーターによる投票で選ばれた選手とするのも面白いじゃないですか。世界的に誰が選ばれるのか、注目度が上がると思いますけどね。



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