幹事クリタのコーカイ日誌2010

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4月29日 ● 好きなのではなく逃げているだけかも。

 昨日も書いたようにこの連休中はテニス三昧の予定です。体を壊さないように若干の「休球日」は入れているものの、ほとんど毎日テニスしているわけですから、我ながら「テニスバカ」だよなぁと思います。もっともこんなペースでテニスしているのは最近のことですよ。えーと、10年くらい前からかな?1999年の春頃からですから。あれ、もう丸11年か。月日の経つのは早いものですね。全然最近じゃないや。

 この11年間、平均して3日に1回くらいのペースでテニスをしています。飽きもせずに。むしろ飽きるどころか最近ますますペースが上がってきているくらいです。テニスはやればやっただけ上達するスポーツです。時々下手になる人がいますが、それは明らかにやり方が間違っている人で、普通は素直にテニスしていれば素直に上手になります。

 ただその上達のペースがかなりゆっくりで、自分が思っている上達曲線よりも大抵の場合、ずっと下にいます。それが悔しくてやめてしまう人と、だから面白くてはまる人がいるわけで、僕はやればやるほど、はまってしまった部類です。簡単にうまくならないから面白いんです。

 でも昨日ふと思ってツイッターにも呟いてしまったんですけど、これは単にテニスが面白いから、好きだからはまっているだけなんだろうかと。実は現実の辛いことやイヤなことから逃避するためにテニスをしているんじゃないかと。テニスに逃げているだけかもと。そうしたら、早速同意してくれた人たちがいました。自分もそうだと。そういう人たちがいたお陰で、こりゃ本当に僕も逃げているのかもと逆に思ってしまいました。半信半疑が確信に近づいたのです。

 では何から「逃げて」テニスしているのか、です。普通は2択です。「仕事」か「家庭」。趣味に逃げ込む人は現実の辛さや厳しさから目を背けたいのですから、もっとも辛く厳しいのは「仕事」か「家庭」しかありません。ただ僕はどちらも目を背けたいほど辛く厳しいものではありません。恐らく他人が見たらむしろ羨ましいと思うレベルかも。自分自身はそう思ってないですけどね。

 僕が自分で逃避していると思うものは「仕事」「家庭」よりも、もう少し上の、根源的な概念からではないかと思えます。そこを突きつめていくと、哲学者になってしまいそうなのでやめておきますが、とにかく逃げていることには変わりありません。

 もっとも、まだ逃げる先があって良かったと思っています。逃げ場を失ったら人生きついですからね。みんな逃げ場は確保しておいた方が良いですよ。



twitterでもつぶやいています@kanjikurita

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