幹事クリタのコーカイ日誌2010

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4月25日 ● ミニ新党で得するのは民主党。

 舛添要一が自民党を飛び出して「新党改革」の代表になりました。その前に与謝野馨が離党して「たちあがれ日本」を作り、もう少し前に鳩山邦夫も離党しています。さらに前には渡辺喜美が「みんなの党」を作りました。自民党から看板になるような政治家が次々と飛び出してミニ政党を作り、自民党はどんどん弱体化していきます。野党になればこういうことも起きるだろうとは予想していましたが、それにしても与党じゃないと求心力は弱くなりますね。

 で、フラフラのヨレヨレで、すっかり国民からも見放されつつある与党民主党ですが、自民党のこの離党ブームは民主党にとっては大いに追い風になることでしょう。直接的にライバルである自民党の議席数が減っていくこともそうですが、それ以上に民主党としては連立のオプションが増えていくわけで、そちらの方が今後の政治を運営していく上では大事でしょう。

 なにせ国民新党と社民党と連立したせいで、鳩山内閣は最初から腰の据わらない内閣になってしまいました。特に亀井にはもう煮え湯をどれだけ飲まされていることか。本当ならさっさと国民新党なんて切って捨てたいところでしょう。

 それができないのは他に連立のオプションがないため。本来なら民主党の政策に一番近いのは公明党だと思いますが、公明党は自民党と連立を組んでいます。ならば、ここは他の新党と手を結んで亀井を切り捨てるのが最良でしょう。

 それにしても自民党は参院選で勝つ気があるのでしょうか?



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