幹事クリタのコーカイ日誌2010

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4月15日 ● 最近周りに怪我人が多い。

 昔から年寄りの「病気自慢」というのは定番で、「あそこが悪い」「ここが痛い」とお互いにどれくらい自分が体調が悪いのかを言い合うものです。「それはすごい」と言われるような大病や大怪我をしている方が勝ちで、元気で病院とは縁がない、というような人は、本来なら圧倒的に良いことのはずなのに、そこはかとなく敗北感を味わうことになります。

 最近僕の周りもさながら病気自慢、というよりも怪我自慢合戦の様相を呈していて、会社やテニスサークル、学校時代の友人などが、こぞってみんな「あそこが痛い」だの何だのと言ってきます。まあ自分が年を取れば自然と周りも年寄りが増えるわけで、仕方ないのですが、それにしても「ああ、自分も年を取ったんだなぁ」と思うばかり。

 体調が悪いとか怪我をしたとか言われると、こちらとしては「大変ですね、何かできることがあったら言ってくださいね」と返すくらいしか言葉がありません。もちろん、中には本当に不運な人もいれば、本人の不注意のせいの人もいるし、下手をすると「痛い痛い」と騒いでいるだけの人もいます。それはそれで良いのですが、ただ全体に怪我からの回復が遅いのは気がかりです。それも年の証拠でしょうけど。

 僕自身は最近あまり「調子が悪い」とは言わないようにしています。そもそもそれほど不調でもないし、言ったところで医者でもない相手に治せるわけでもないし、そもそもそういうことを言うのは中高年の証拠。30代以下の若者は滅多にそんな話はしませんから。それに何より「病は気から」ですからね。



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