幹事クリタのコーカイ日誌2010

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4月1日 ● NPOは目的ではなく手段。

 先週に思い付いて以来、ずっと最近はNPO法人について考えています。いや、どうしたら設立することができるかという手続き的なことは調べたらすぐにわかりました。面倒くさいですけど、やろうと思えば何とかできそうです。

 問題はNPO法人を作ることは目的ではなく手段であって、じゃあ作って何をするのか、ということをきちんと考えておかないといけないわけです。もちろんやりたいことはいろいろあります。僕はテニスのお陰で楽しく充実した人生をここまで送ってくることができたと思っているので、これからはもっとテニスの普及に貢献したいと考えています。今は特にテニスブームも去ってテニス人口が減っているようなので、あらためてテニスに人々が戻ってこられるような活動をしてみたいと考えています。

 テニスの普及と言っても、さまざなまやり方があり、さまざまなレベルがあると思います。とりあえず僕個人の力では今のようにテニスサークルを運営して、テニスをする場を確保するとともに、テニス仲間を増やしていくくらいのことが限界です。25年続けてきたサークルを維持していくだけでもテニスの普及に貢献しているとは思います。しかし、それでもNPOを作りたいのは、さらに活動のステージを引き上げることで、できることの幅も広がるのではないかと思っているからです。

 例えばテニスをはじめたい子どもたちのための「はじめてのテニス」レッスン会。例えば子育て中のママさんたちが安心してテニスができる「テニスと保育」の場を作ること。例えば若者とは一緒に戦えないシニアの人たちのためのテニス大会。そうした「テニス弱者」を支援するようなイベントは意義があるのではないかと思っています。

 さらに自分の仕事のフィールドに近いところでは、地域に密着したテニス情報を発信するメディアを作ることも面白いと思っています。ネットマガジンが一番手っ取り早くお金もかからないと思いますが、できたら季刊でも良いので雑誌を発行するとか、ミニ番組でもいいのでラジオ番組を作るとか、そういうこともできないかなぁと考えています。

 そういう活動は今のまま任意団体でもできなくはありませんが、やはり社会的信用を得るためにはNPO法人にした方がずっと活動しやすそうなんですよね。それに運営資金を集めるにしてもスポンサーを獲得するにしても、単なるテニスサークルよりはNPO法人という方がはるかに有利そうですし。

 問題は繰り返し書いていますが、人と金。一緒にやってくれる仲間を集めることと、資金をどう調達して赤字にならないように運営していくか。この2点についてもっと突きつめて考えて、何とかできそうだという自信ができたら、もう少し前に進めてみようかと考えています。



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