幹事クリタのコーカイ日誌2010

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3月29日 ● タイガー・ウッズとだって、つながれる。

 「6人の知り合いを辿れば世界中の誰とでもつながることができる」という理論があります。「六次の隔たり」(Six Degrees of Separation)というそうですが、まあちょっと誇張された表現ながら、実際に知り合いの知り合いを辿っていけば、かなりかけ離れた人とでも知り合いになれそうな気はします。

 先日知り合ったテニスの山本麻友美プロ。彼女の大学の先輩である伊達公子。伊達のライバルであるグラフ。グラフの夫のアガシ。アガシのライバルのサンプラス。サンプラスを尊敬するフェデラー。フェデラーの親友タイガー・ウッズ。7人目でタイガー・ウッズまでいきました(まあグラフから直接フェデラーにいけばもっと短いのですが)。素晴らしい。

 簡単に世界的有名人と知り合いになったみたいですが、実はここで大事なのは山本プロです。彼女と知り合いでなければ、そうそう有名人につながっていきません。まあ僕自身は広告代理店にいる関係上、有名人と知り合いである知人はたくさん知っています。ですから、別のルートでもタイガー・ウッズにつながることはできると思いますが、いずれにしてもどこかでそういう上へのステップを見つけないと、いつまでたってもタイガー・ウッズに辿りつくことができません。

 SNS(Social Network Service)が発達すると、世界が狭くなり「スモール・ワールド現象」が進むということのようですが、その場合でも世界は均一に狭くなるわけではなく、誰かが広範なネットワークの中心点となり、そこから放射線状につながるという図式は変わらないだろうと思います。駅で言えば、ターミナル駅がどんどん大きくなるとともに、小さなターミナル駅が増えていくような感じです。

 僕が最近「ネットワークのハブ」になる、ということを意識しているのはまさにそこで、新宿駅や東京駅のような大きなターミナル駅にはなれなくても地方中核都市の駅くらいになって、そこから大都市へ向かう線と、地方都市へ向かう線と、田舎に向かうバスくらいが集まる程度のハブになる、という感じです。

 大事なのは大都市への線があることで、田舎の人が集まってきて大都市への乗り換え駅になれれば、結構そこは人で賑わって楽しいんじゃないかと思っています。ただ僕は賑やかなのは好きですが、賑やか過ぎると疲れてしまうので、その「ちょうど良い」加減が難しいんですけどね。

 ああ、なんでこんな話になったかと言うと、先日のテニスのNPO法人を立ち上げたら有名選手を呼んでイベントをしてみたいね、ということになり、フェデラーが呼べるかという話題で盛り上がったからです。ま、ちょっと現実的ではありませんが、夢が見られただけでも楽しかったです。

twitterでもつぶやいています@kanjikurita

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