幹事クリタのコーカイ日誌2010

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3月25日 ● ツイッターで喧嘩する人たち。

 ツイッター上にはいろいろな職業の人がいます。普通の会社員や主婦、学生はもちろん、IT関係、広告関係、政治家、芸能人、マンガ家などなど。その中でやはり目立つのはジャーナリスト、ライター、文筆業の人たち。書くことが専門なんでツイートも面白いことが多いし、頻繁かつ熱心。他人のツイートも良く読んでいるし、まして自分に対する返信やリツイートは見逃さないという感じです。

 で、彼らの特徴はやたらと喧嘩っぱやいこと。ちょっと気になるツイートがあると、すぐに突っかかっていきます。自分に対する批判なんか目にしようものなら「徹底抗戦」です。僕なんか平和主義者ですから、気に障るツイートを見ても基本は無視。絡まれて無視できないような感じならやんわり返信。でもそれ以上は関わりたくないのでフォロー解除。最終手段はブロックということになります。

 ところが喧嘩好きなライター諸氏は意見の違う人にどんどんツイートを被せていきます。そんなの無視しておけば良いのにと読んでいて思うのですが、彼らはむしろそれが楽しいのでしょう。まるでお祭りのように盛り上がっています。僕ならツイッター上で喧嘩するなんてストレスにしかならないのですが、彼らは逆にそれがストレス解消になるのではないかと僕は思っています。

 考えてみればストリートで喧嘩する奴は、力が強いとか格闘技経験があるとかヤクザとかです。自信があるから「かかってこい」と思っているわけす。同様にネット上で喧嘩する奴は、文章「力」がある、文章修業「経験」がある、そして文筆「ヤクザ」です。文章に自信があって、しかも舐められてはいけないと思っているから喧嘩するんですね。

 「火事と喧嘩は江戸の華」だったように、ツイッター上でも喧嘩は見物です。筋道立てて会話しているうちは良いのですが、「バカ」だの「低脳」だのと人格攻撃になってくると喧嘩も一気に派手になります。フォローしている文筆ヤクザさんたちが揉め事を起こし始めると、ついついウォッチしちゃうので、ますますツイッターに奪われる時間が増えてしまいます。



twitterでもつぶやいています@kanjikurita

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