「何もしなければ傷つかない」という意見があります。余計なことをするからトラブルも起きる。最初から手を出さなければ問題も起こらない。だからお役所は前例のないことは認めないし、草食系男子は恋愛に手を出さずにじっとしている。まあそういうことです。

　僕の場合はトラブルのストレス耐性が弱い癖に、面白そうなこと、楽しそうなことには我慢できずに手を出してしまい、いろいろと困ったことや大変な目に遭います。そもそも「幹事」がその代表で、普通なら面倒で誰もやりたがらないことを、自分から積極的に手を挙げて（るつもりはないのですが結果としてはそうなっている）ゴタゴタを抱え込んでしまいます。

　ただ、それでもやった方が楽しいし面白いことがあるからやってるんですが、たまに周期的に落ち込む時期があります。そんな時はもう引きこもって誰にも会いたくないと思います。幹事に限らずいろいろな局面で「なんでこんなこと始めちゃったんだろうなぁ」と悔やむばかりです。

　来年には五十路なんですから、もう少し達観したいんですけどね。何があっても柳に風で受け流し、いつも泰然としていたいのですが、これがなかなかその境地には達しません。この調子だと死ぬまで無理かも。いつまでも心に大波小波で生きていくんでしょう。「だから楽しいんじゃん」という意見は、元気な時には言えますが、波間に沈んでいる時にはなかなかね。

twitterでもつぶやいています@kanjikurita twitterまとめブログはこちら