幹事クリタのコーカイ日誌2009

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11月28日 ● Twitterにおける「量」より「質」。

 Twitterをやっている人にとって大きな関心があるのが「フォロワー」、つまり自分のツイート(投稿)を読んでくれる人の数です。ブログならアクセス数のようなものです。いくら頻繁に書いてみたところでフォロワーが1人や2人では張り合いがありません。100人、1000人とフォロワーが増えれば増えるほど、自分が認められたようで嬉しいし誇らしいと思うのでしょう。

 「でしょう」と書いたのは、僕自身はそこまでフォロワーの数自体に興味がないからです。もちろん人数が多い方が良いとは思いますが、Twitterの性格上、フォローしてくれているからと言って、必ずしも読んでくれているとは限らないからです。つまらないと思えば読み飛ばしてしまいますし、中には「読まないリスト」を作ってそこに入れられてしまう場合もあるようです。何のためのフォローだか意味がわかりません。

 こういうことが起きるのも「フォローミー祭り」なることをしている人たちがいるからで、これは相互フォロー(サイトの相互リンクみたいなものです)をしてフォロワーの数を増やそうという運動です。これをすることで1000人以上フォローして数百人のフォロワーを獲得している人がたくさんいます。とにかくフォローしてくれたらフォローする、ということを相手構わずすることで、数字だけはどんどん増えていきます。300、400、500とカウントが上がっていくのが嬉しいということなのでしょう。

 実は僕にはこれが全く理解できません。それに何の意味があるのかと思ってしまいます。そりゃあフォロワーの数を増やしたいという気持ちはわかりますが、どこの誰ともよくわからない読む気もない相手をフォローして、お返しに自分のツイートをやはり読む気もない相手にフォローしてもらう。そんな水増しまでして、いったいTwitterをどう使おうと考えているのか不思議でなりません。読みたいから、読んでもらいたいから使っているんじゃないんでしょうか?もちろん、全ての人が相手構わず相互フォローしているわけではないのですが、端から見たらそう思えるほどに限界までフォローしている人がいるので、それで本当にTL(タイムライン=ツイートの流れのこと)が全て読めるの?と疑問に思ってしまうのです。

 一種のメディアである以上、「量」が大事なのはわかりますが、これでは「質」があまりに低すぎます。僕はTwitterの場合はフォロワーの数よりも、むしろリプライやRT(引用のこと)の数がポイントではないかと思います。反応が多いということは、それだけ自分のツイートが読まれていて、どこかで人の気持ちに触れたということですから。そうやっていつの間にか自然にフォロワーが増えていくのなら、本当に嬉しいですけどね。


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