幹事クリタのコーカイ日誌2009

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11月27日 ● 「道楽者」と呼ばれたい。

 Twitterで「道楽に使うお金をケチっていたら、何のために生きているんだかわからない。」と書きました。ワイン好きな女性がワインばっかり飲んでいると破産しちゃう、ってことだったんで。まあ本当に破産しちゃったらシャレにならないんですけど、でも好きなことってやっぱりお金と時間に糸目をつけていては面白くないと思います。とことんやってこそ満足感も達成感もあるし、適当にお茶濁したような趣味なんて、趣味のうちに入りません。

 それにどんなことであれ「バカ」がつくくらいにやっていれば、それなりに自分のものになるものです。僕の好きなテニスで言えば、年に数回やる程度で「テニスが趣味」とか言われると「へっ!」と春日のようになってしまいます。テニスが「趣味」なら最低週に1回はプレイして欲しいし、テニス「バカ」というのは週に3回、休日はデフォルトでテニスというくらいじゃないと認めたくはありません。それも1年や2年ではなく、そういう生活を10年くらい続けられたら「ああ、この人は本当にテニスバカだな」と納得できます。

 ちなみに僕の昨年までの10年間のテニス回数は1258回。ほぼ3日に1回のペースを10年間保ってきたので、まあ「バカ」まであと一息くらいでしょうか。テニス自体はすでに約30年続けているわけですから、これまでにかけてきたお金と時間も相当なところまでいっていることでしょう。

 その時々の流行を追いかけて、いろいろと手を出してみる人も多いですが(特に若い女性に目立ちます)、最初はいろいろやってみるのも良いけれど、そのうちに何かひとつ人生を通じてずっと続けられるような趣味を見つけることが大事だと思います。そして、その趣味にお金も時間も際限なく注ぎ込んでいると、いつしか人から「道楽」だと認められるようになります。

 「道楽者」。素敵な響きだと思いませんか?この世知辛い世の中で「道楽」を極めるのがどれほど大変なことか。ただお金があるとか、時間があるとか、それだけではないですからね。僕はそう呼ばれるような人生を歩めたらさぞかし幸せだと思います。


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