いま豊田市のスカイホール豊田で「ダンロップワールドチャレンジテニストーナメント」が開催されています。この大会はランクも下位の大会で賞金も多くはありません。しかしこの時期、テニスツアーもほぼ最終段階で、男子のトッププロはマスターズ大会をロンドンで戦っていますが、女子はもうオフシーズン。と言うことで、主要な大会もないので、日本のトップ選手たちが豊田に勢揃いしているのです。

　男子は世界149位の添田豪を筆頭に、伊藤竜馬、鈴木貴男、杉田祐一、三橋淳、岩見亮、近藤大生などデ杯代表クラスがみな参加していますし、女子も72位の森田あゆみ、82位のクルム伊達公子をはじめ、瀬間姉妹、藤原里華、波形純理、米村知子、土居美咲などこちらもフェド杯代表クラスが揃っています。要は引退した杉山愛と故障中の錦織圭を除く日本のトッププレーヤーが豊田に集結しているのですから、大会の格を考えればこれは豪華です。

　僕は伊達のプレーというのは、グラフが引退した時のワールドツアーで見ただけ。あれはエキジビションだったので、公式戦での伊達は見たことがありません。なので、今回伊達の試合を見るためだけに先日豊田まで行ってきました。

　平日とあって会場はかなり空いています。しかも入場料は1000円と格安。間近で伊達を見られて1000円ポッキリ！お得なことこの上ありません。伊達はニュージーランドの元TOP50の選手にストレート勝ちしました。強豪をいとも簡単に下す彼女のテニスの進化はとどまることをしりません。来年はいよいよグランドスラムで「ライジングサン」が再び輝くかもと感じました。

　大会は日曜日まで続きます。特に女子は第１シードの森田と第２シードの伊達が決勝で対戦するとなると盛り上がることでしょう。そうなったらもう一度見に行こうかなぁ。

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