最近残業成金で美食家気取りのＭっちゃん。そのせいですっかりデブになってしまい、顔も腹も真ん丸です。昨日ランチをしながらいろいろ話をしましたが、話題がTwitterに及んだときのこと。「あれは一体何ができるの？」という質問を繰り出されてしまいました。

　Twitterを使っている人にとって、この問の答はなかなか容易ではないかも知れません。Twitterで何ができるのか、それはまだこれから考えられ工夫されて開発されていくような気がします。今はまだみんなで使いながら、あんなこともこんなこともできるんじゃないか、とワイワイ実験しているような段階だと僕は思っています。だから人によっては「なんだかつかみどころがない」「何が面白いのかわからない」という感想になってしまうのでしょう。

　逆に言えばTwitterの面白さは、その「なんだかよくわからない」ところにこそあるわけで、その黎明期ならではの混沌としたところを面白いと思えるかどうか、もしくは「よし、こんな使い方はできないか？」と試してみるような気持ちがあるかどうかが分かれ目でしょう。Twitterユーザに若者が多いのも、またIT系はもちろんメディア関係者やクリエーターが多いのも、その実験精神の旺盛さゆえだと思われます。

　ところがコピーライターでありながら「もう１年以上コピーなんて書いてないよ」「文章書くなんて面倒だよ」などと言うＭっちゃんの場合、もちろんそんな「黎明期の混沌とした面白さ」を説いてもなかなか話には乗ってきてくれません。彼が聞きたかったのは「それってナンパに使えるの？」という質問に凝縮されていました。なにより実用性第一です。

　Twitterはナンパに使えるのか？多分、使えると僕は思います。実際にナンパしているTLを見たことがありませんが、僕のフォローしていないところですでにナンパに使われている可能性は十分にあることでしょう。まず最初は気に入った女性のフォローをして、その女性のつぶやきに逐一反応をしていき、さらにダイレクトメッセージ機能と組み合わせて使えば、まだフォローの少ない女性ならきっと憎からず思ってくれることでしょう。お互いにフォローし合う仲になって、朝に夕に密に言葉を交わし合うことができれば後は話は早いかも。となると、「Twitterで出会い」→「Twitterで結婚詐欺殺人」までは意外と短いかも知れません。

　現状、メールよりもずっと簡単だし、まだ犯罪事例もないので警戒もされにくいと思います。ブログのコメント欄と違ってもっとお互いがフラットな関係だけに、最初から男性の立場の強さが違います。なんでもそうですが、こういう新しいものは早く始めた者勝ちです。１日早いだけで威張れたりします。後は、いかにTwitter初心者の若い女性をいち早く見つかるかでしょうね。

　とりあえずＭっちゃんにはTwitterを始めるように勧めておきましたが、現時点ではまだイマイチ気乗りしていないようです。もう少し強く「ナンパにも使えるよ」と言えば良かったかな？