幹事クリタのコーカイ日誌2009

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10月6日 ● 瘤取り(小太りにあらず)オジサンになりました。

 もうかれこれ3年くらい前に、左内腿に虫さされのようなものができました。いつまで経っても治らないので虫さされではないことはわかったのですが、原因は不明。何だか気になりますが、特に痛いわけでもないので放置。

 虫さされ的なものは時間をかけて少しずつ成長し、米粒大になり、パチンコ玉くらいになりましたが、知り合いの医者に聞いても「わからないけど大したことはないのでは」と言われてしまい、またしばらく放置。ついに今年になってからは空豆くらいの大きさにまで膨れてきました。もはやパッと見ても膨れていることがわかる立派な瘤です。

 痛みはほとんどないのですが、触ればしこりがあります。とうとう先日テニス仲間のお医者さんに紹介してもらって専門の皮膚外科に行き診断してもらったところ、エコーをとって「粉瘤でしょう」と診断されました(粉瘤についてはこちら参照)。手術をして除去することになりました。

 「くりぬき法」という簡単で傷も目立たない方法でやるということで、昨日手術に臨みました。1週間でテニスもできるようになるということなので、もうちゃっちゃとやってください、という心境です。手術台に乗って部分麻酔をかけられて、先生が特殊なメスで穴を空けたら、「あれ、出てこないぞ、おかしいな」と言います。どうやら粉瘤ならドロドロとした臭い液状のものが出てくるはずなのに、出てこないので診断を誤ったようです。

 先生は「粉瘤じゃないので切開して取り除きます」と言って、突然術式変更。当初20分くらいと言っていた手術時間も大幅に伸びて小一時間かかりました。切除した腫瘍を「見ますか?」と言って見せてくれましたが、まあ脂肪の塊みたいなものです。結構大きい。「しこりがありますね。病理に回してまた結果をお知らせします」とのこと。恐らく皮膚混合腫瘍だろうということです。

 縫合も終わってそのまま歩いて帰ったのですが、かなり皮膚が突っ張って歩きにくいので不便です。夜になって麻酔も切れてきたら、チクチクと痛いし。お風呂も入れないので真夏じゃなくて良かったです。テニスに復帰できるのも抜糸をしてからということで2週間くらい先になりそうです。せっかくのベストシーズンなのに残念ですが、しばらく大人しくしています。問題は運動不足で太りそうなこと。瘤取りオジサン変じて小太りオジサンになるのはイヤなんだけどな。