気がつけば１０月になっていて、今年も残すところあと３ヶ月。今さらながら月日の経つのは早いものだと思います。今年の前半は本当にロクでもない年だと思っていたのですが、後半に入ってようやく安定してきました。ただとりたてて忙しくはないのに、やりたいことがなかなかできないのが残念なところです。

　そもそもイヤイヤやっていることなんか日々の生活の中で全然ないのです。確かに会社は楽しくて仕方ないというわけではもちろんないのですが、仕事自体はじゃあ他に転職したいかと言われれば首を振るばかりで、結構気に入ってやっています。

　休日はだいたいテニスをしていて潰れてしまいます。７月から始めたサックスも新鮮で面白いし、同じく７月から始めたドラクエ９もクリアしてからまだ楽しんでいます。テレビ番組も４０代後半の中年男性としては随分見ている方でしょう。ドラマもバラエティも音楽番組もドキュメンタリーもスポーツ中継もちゃんと見ていますから。そして最近始めたTwitterもボチボチと楽しんでいます。高校の同窓会があったので、友達とも結構交流しています。

　それだけあれこれ楽しんでいて何が不満かと言われそうですが、まだまだ時間がなくてできないことが多いのです。まずマンガを読んでいる時間がありません。マンガ以外の読書は結構通勤時間や会社での手すき時間に読んでいるのですが、マンガは家でしか読まないので、平日テレビ見てゲームしてＰＣの前に座って、それで休日はずっとテニスをしていると、マンガを読んでいる時間が極端に少なくなってしまいます。

　映画も見ていません。劇場に行けないどころか、マンガも読めない現状ではＤＶＤを借りてきてもゆっくり観ている余裕がないのです。旅行にも行っていません。時間が取れないだけではなく、これはお金がないということもありますが、１泊の温泉旅行すら最近はなかなか難しく、まして海外旅行なんてずっとご無沙汰です。他にもカラオケに行ってないとか、ボーリングをしていないとか、服を買っていない（これは主に経済的な制約のせいですが）とか、随分とご無沙汰な楽しみがたくさんあります。

　いろいろ楽しみが多すぎるのかも知れませんが、やりたいことがある以上仕方ありません。削れる時間は寝る時間だけなので、最近はまた平均睡眠時間が６時間を切って、だいたい５時間から５時間半くらいです。まあ人生も残り少なくなってきているので、寝ている暇なんかありませんから、と思ったけれど、思い返せば３０年前だって睡眠時間は同じくらいだったような気がします。「四当五落」なんて今じゃ死後でしょうけど、僕は５〜６時間は寝ていたので「落ちるかも」なんて焦っていました。あの頃に比べたら、遊ぶために睡眠時間を削っている今はどれだけ幸せなことでしょう。