幹事クリタのコーカイ日誌2009

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8月23日 ● いつの間にか一番年上になっている。

 歓送迎会でもバーベキューでも旅行でも何でも良いのですが、まだ20代前半の頃は「なんであんなオジサンが来ているんだろう?ノリが合わないし気を遣うからイヤだな」なんて思ったものでした。30才くらいになると、そういう人たちと合わせるのも上手になるのですが、それでもまだ自分は上と下をつなぐ中間の年頃なので、真ん中世代としてお気楽なものでした。

 ところが30代も後半になってくると、見回したところ自分より年上が随分少ないことに愕然とします。あ、まだ年上がいたと思って安心するようになります。そして40才を過ぎると「もう若い人たちの邪魔になるから顔を出すのもやめておこうかな」とか考え始めます。顔を出してもなるべく早めに消えるようにしたりして気を遣うようになります。

 テニスの大会でも同じことが起きます。昨日今日と行われている団体戦も1999年から10年くらい参加していますが、10年前は僕は若くもなく年長でもない年頃でしたが、今ではすっかり年寄りの部類です。32組から約150人を超える参加者がいましたが、自分よりも年上と見受けられた参加者は男女合わせても数人という感じでした。参加者の4分の1くらいは息子と同世代か少し上って感じです。僕が大会参加者の最年長になるのも時間の問題という気がしました。

 なにせ最近は「なんだこのオジサン」なんて思った相手が自分よりずっと年下だったりします。はっきり自分よりも上だとわかる人っていうのは、もうオジサンというよりもオジイサンっぽくなっている人だけ。同世代でテニスを続けている人はたくさんいても、大学生も出てくるような大会にチャレンジしてくるような人は数少なくなりました。

 もちろん、僕だって年齢制限のある中高年向けの大会にも出ようと思えば出られるのですが、オヤジしかいないような大会に出るよりも若くて活きの良い相手と対戦して、これをテクニックで翻弄するようなテニスをできたら最高なので、まだまだ諦める気はありません。