幹事クリタのコーカイ日誌2009

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8月4日 ● タンギング。

 サックスのレッスンも4回目。相変わらずロングトーンの練習なんですが、ひとつの音を出すだけなら充分にできるのですが、続けて出していくとなると途中の息継ぎが下手でうまくできません。肺活量自体は充分にあるみたいなので、後は息の吸い方と吐き方をもっとうまくコントロールできるようになれば良いみたいです。

 僕はどちらかというとどんなことであれ、基礎をきちんとやりたい方なので焦ってはいないのですが、レッスンをする先生の方が「飽きちゃうんじゃないか?」と心配しているみたいで、昨日のレッスンではタンギングを始めました。

 もっともド素人ゆえ「タンギングってなに?」というところからなんですが、舌でリードをおさえて音を止めておいて一気に切れよく音を出すための基本的な技術のことのようです。なるほど、確かにそうやって音を出していかないと合わせることもできませんからね。

 ちょっとやってみたら先生から「良いですね」と誉められましたが、実は自分ではどれが良いのか悪いのかよくわかりません。初めて経験することって、こういうところが新鮮です。なにせ全く知らないことだけに「良い悪い」の判断基準すら持っていないので、自分がうまくできているのかどうかすらわからないんです。ただ僕はもともと舌は器用な方なので、このタンギングはちょっと練習すればできるような気はしています。

 さらに先生からレッスンのためのテキストも買ってください、ということで、「これ」と渡された本を購入。本当にド素人向けの優しい練習本で、イチから説明してあって「ふむふむ」と熱心に読んでしまいました。テキストの半分は練習曲が載っているのですが、「一週間」から始まって「アメージング・グレイス」「ムーン・リバー」「ジュピター」「世界にひとつだけの花」などなど、初級者でも吹きやすい曲の楽譜がたくさん。ロングトーンすらままならない自分から見ると、曲をちゃんと吹けるようになるのはいつのことやら、という気がしますが、それでもそのうちこうした曲が吹けるようになったら楽しいだろうなぁ、という夢は広がります。

 やらされている練習ではなく、自分がやりたくてやっている練習なので、基本も苦にはなりませんが、やはり早く曲を吹きたいです。