幹事クリタのコーカイ日誌2009

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7月24日 ● 大詰め名古屋場所の優勝予想。

 昨年は地元出身の琴光喜の大関昇進で盛り上がった大相撲名古屋場所。今年もその琴光喜が優勝争いに絡んでいて面白くなっています。と言っても、昨日朝青龍に負けて2敗になり一歩後退したのは残念ですが、残り対戦相手を考えれば、まだまだチャンスは残されています。

 現在1敗で白鵬と琴欧州が並んでいます。白鵬の残る3日間の相手は琴欧州、日馬富士、朝青龍。ランキング1位〜4位の激突と言って良いでしょう。琴欧州も全く同じで、白鵬、朝青龍、日馬富士。要は4強による潰し合いがこれから3日間に行われるわけです。

 これに比べて2敗で追う琴光喜は安美錦、鶴竜、魁皇となります。もちろん決して弱い力士ではありませんが、それでも4強に比べれば大関は魁皇ひとりですし、琴光喜の実力からすれば3連勝できて当たり前。つまり2敗は堅持できるのです。潰し合いしている4強に比べたらはるかに有利なのは間違いありません。

 朝青龍と日馬富士もまだ可能性は残っています。1敗の2人とは残り3日間で2差があるのは厳しいですが、直接対決が残されている以上、自分が3連勝すれば星が並ぶこともあり得ます。琴光喜が取りこぼしてくれれば、優勝決定巴戦くらいに持ち込めるかも知れません。可能性がある以上、2人も頑張るでしょうから、白鵬も琴欧州もうかうかとはしていられません。

 と言うことで、残りの対戦相手と実力を勘案すると、本命は白鵬、対抗が琴光喜となると思います。琴欧州はまず13日目の白鵬との直接対決を勝つしかありません。白鵬は1差でも追うことができる力がありますが、琴欧州は白鵬に負けたら残りもガタガタとなってしまいそうですから。